雪が積もり、今日は朝早くから除雪車が出動していました。7時30分に再度消火栓上の雪かきを終えた後に、除雪に対する苦情の電話が入りました。現場に駆け付け、ご相談者の話を聞きました。
「せっかく玄関前の雪をどけたのに、除雪車が後から来て、玄関前に多くの雪を残していった。あまりにも雑な除雪のやり方に腹が立つ。ここの住民はみんな文句を言っている。みんな真面目だから朝早くからスコップを手に雪をどけていたのに!。私が代表してあなたに電話をしたんだ。いつも憎まれ役は私だ。なぜ雪を川に捨てないのか」と。
私は「川に雪を捨てることを禁止しているのは災害対応だと思います。」とお答えしました。排せつされた雪により下流で水をせき止めると、もし上流で大水が発生した場合、冠水の恐れがあるからです。
川に雪を捨ててもよいとなれば、多くの雪が川に塊となって残る状態になります。明日以降もし雪に変わって大雨があれば、たちまち上流部で冠水してしまうのです。
また、私の近隣の三叉路でも、これまでの除雪では経験がない状態で排せつ雪がドーンと積まれており、車の通行の妨げになり危険な状態になっていました。
除雪技術が低下したのでしょうか。
お昼には、近隣交差点で消防や警察が総出で対応しているとの報せを聞き、すぐに駆けつけました。現場ではパトカーや消防車が並んでおり市のガス局も来ていました。消防局の責任者から説明を聞くと、道路上の雪の重みで、地下ガス管の接続部からガス漏れが発生したとのことでした。業者も来ていたので、説明を聞きました。
責任者からさらに「近隣に火を使わないようにお願いしました。現在、ガス漏れ箇所を特定中です。火が引火する程度ではないのですが、万が一のため消防局1個小隊を残しておきます。」との報告がありました。確かにガスの臭気が道路上にたちこもっていました。
降雪地域の生活者にとって、雪は決して好ましいものではありません。特に、高齢化社会を迎え、玄関前さえ除雪することが困難な住宅が目立ってきています。
行政の力に頼るだけではなく、真剣に除雪に対する「地域力」を考えなければならない時が来ています。