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福井市 西本恵一
nishimotokei@ybb.ne.jp
バックナンバー 2009年 11月 26日

飛行場に着いてすぐに、市長と議員団で杭州青少年活動センターを訪問。簡単にいえば多種多彩な塾の集合団地といったところで、休日になると親同伴で子どもたちが学びにきます。書道、水彩画、武道、バレエ、工作、舞踊、オーケストラなどありとあらゆる教室があります。中国人の平均年収は約5万円とされていますが、杭州市民は中国の中でも富裕層が多く、こういった教室に通わせています。

中国茶葉博物館
中国の茶葉・茶文化に関する博物館で、茶の歴史、生産技術、文化、栽培法、製法、作法がテーマ別に展示されており、職員が日本語で案内していました。3種類のお茶を試飲させていただき、それぞれのお茶により嗜む方法が違うことを学んできました。

夜は、杭州市人民代表大会の方と市議団で意見交換会を行いました。西湖の上にあるレストランで、20人がかけられる大きな円テーブルで通訳を通じて友好を深めました。席上、杭州市の昨年のGDP伸び率は12%と言っていましたが、その大きさに改めて中国の発展ぶりを思い知らされました。

福井市との友好都市提携の経過
淅江省と福井県は700年以上前から交流があり、永平寺の開祖道元が淅江省で修業した縁があります。また明治時代には、紹興市出身の魯迅があわら市出身の藤野巌九郎との麗しい師弟関係の歴史があり、近年貴い過去の交流をきっかけに各種市民代表団が杭州市への訪中を重ね、1989年11月23日に友好都市提携調印を行いました。

杭州市内の感想
まず杭州市街地は区画整理により道路が整備されており、至る所で杭州市雇用の美化要員が自転車に乗りながらゴミを拾い集めており、とてもきれいである印象を持ちました。ただし、黄砂のせいか空は常に霞がかかっており、少し息苦しさを感じます。

住宅は3〜4階建のレンガ造り(建築費用600万円〜1000万円)が多く、屋根には太陽光を利用してお湯にするソーラーパネルが設置されており、かつて見られた土塀のあばら家が見当たりませんでした。

交通事情では、車が多く幹線では常に渋滞しており、運転はとても荒くバスに乗っていても急ブレーキが多いのには閉口しました。歩行者は信号のないところで平気で横断してきます。また幹線道路には、歩道の横に電動自転車および自転車専用の道路が幅広くとられており、朝の通勤時間帯は込み合っています。なお、至る所に自転車レンタル所があり、カードをかざすと自転車がアンロックされて使えるようになり、1時間無料、それ以上は1時間15円ほどで利用できます。

住宅マンションが道路沿いに並んでおり1階には商店が軒を連ねています。ビジネス街では大きなビルが立ち並び、まるで日本の大都市を行き来しているような錯覚さえあります。なお、治安は中国の都市でもベスト3に入る良さであるということです。