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福井市 西本恵一
nishimotokei@ybb.ne.jp
バックナンバー 2009年 10月 26日

臨時国会が開会。8月末の選挙から2ヶ月もたってからの所信表明が鳩山代表からなされました。私も、52分間の演説を聞いていました。

所信を貫いていたのは、国民の思いを代弁したものであり、その理念については大いに賛同できるものだと感じています。

しかし、一方で、ちょくちょく発言に表れた具体的な政策については、大変な違和感を覚えました。なぜならば、財源が豊富にあることが前提の内容だからです。謳い文句は立派ですが、その財源をどうするのかの具体性が全くありません。

税金の無駄の排除は大いに賛成です。しかし、それだけで、民主党のいっている政策の財源はひねり出せるのでしょうか。

高齢化社会により社会保障費(介護、医療、年金)の負担増加、世界の中で沈没する日本の経済をどうするのでしょう。

赤字国債は増発しないと言ったのは、鳩山さん、あなたなのです。しかし、概算要求は95兆円にも膨らみ、事項要求も含めれば98兆円位になるのです。これを、92兆円位に圧縮すると言っていますが、それでも昨年度予算である88.5兆円よりも3.5兆円も多いのです。

「消費税を4年間あげない、赤字国債を増発しない」約束通り行ってください。マニフェスト至上主義のために、子どもたちに将来の負担を押し付けないでください。

政権が代われば、がたつくのは仕方がありません。したがって、「お手並み拝見」としばらくの間は静観していました。今から始まる臨時国会で、選挙期間に訴えていたことと、実際との整合性を私はじっと見ています。

私がこれまで、民主党に対して批判し続けてきたのは、財源をどうするかです。

今は、国民の多くが望んできた「天下り廃止」、「官僚主導から政治主導」、「税金の無駄排除」の行動が評価され、そのプラス面が異常ともいえる多くのマイナス面をかき消していますが、いずれ国民もわかってきます。今はご祝儀期間です。その評価に乗じてなんでもすればいいというものではありません。

私は、選挙中にも申しあげてきましたが、間違いなく民主政権により雇用は悪化し、経済は悪くなり景気も悪化します。もしくは、赤字国債の増発による放漫経営となるでしょう。この点については自公政権よりひどいものなることと思います。

さらには、鳩山さん、偽装献金疑惑はひどいものですね。あなたがメールマガジン「はあとめーる」2003年第29号に書いた内容である

『私は政治家と秘書は同罪と考えます。政治家は金銭に絡む疑惑事件が発生すると、しばしば「あれは秘書のやったこと」と嘯いて、自らの責任を逃れようとしますが、とんでもないことです。
政治家は基本的に金銭に関わる部分は秘書に任せており(そうでない政治家もいるようですが)、秘書が犯した罪は政治家が罰を受けるべきなのです。』

と言ったのは嘘ですか。一貫性のないあなたを私は信じられなれないのです。