”えちぜん鉄道高架化”が遅れ、一方で東口都心環状線だけが計画通りに進んだ結果、現在の観音町踏切が6月2日に閉鎖されます。
明治以来栄えてきた観音町商店街は、中心市街地の衰退とともに、少しづつその賑わいがなくなってきています。その中にあって、懸命に頑張っている商店が、今回の踏切閉鎖によって疲弊に拍車がかかる危機感を抱いています。
そこで、今日は地元住民の皆さんとともに、市と県にその声を伝え、踏切閉鎖を留まるように要望してきました。朝8時30分に市役所1階に集合し、約束は9時からでしたので、7階特別会議室に案内し、そこで若干の時間調整をした後、3階庁議室へ8時50分に入りました。
福井市では、副市長、特命幹、担当課長が応対しました。日之出中地区自治連合会長が代表して要望書を読み上げ、その後、参加された住民がそれぞれの思いを訴えました。
副市長からは、全国植樹祭を6月7日に控え、全国から来られる皆さんに見てもらうためにも、東口都心環状線を優先し、現在の踏切閉鎖に理解を示してもらうように返答していましたが、誰も納得がいきませんでした。
県では、土木部長、技幹、都市計画課長、担当主任が応対しました。市と同様に要望書を手渡した後、お一人づつ実情と要望を行いました。
私は、市に対しては常々要望活動を展開していましたから、冒頭だけ今日の主旨を話しただけでしたが、県では、強く以下の2点にわたって要望しました。
1.今回のすべての問題の要因はえちぜん鉄道高架化の遅れにある。12月の新幹線認可をにらみ、8月までにえちぜん鉄道の高架化方法を決定し、9月の県議会では審議できるように計らい、新幹線認可とともに都市計画変更手続きが速やかに行われ、直ちに設計開始できる体制をとること。
2.どうしても現在の踏切を閉鎖しなければならないのであれば、新幹線認可とともに新宝永踏切を2車線から4車線に拡げられることになっているが、そのタイミングで旧踏切も開けられるように今から国土交通省運輸鉄道局に対して要望し実現すること。そうすれば、踏切閉鎖期間が半年強で済む。
住民の皆さんの切実な生活にかかわる声が、心に痛く染み入りました。