マニフェストスクール福井が国際交流会館で開催されました。
3人の講師から、行政および議会を変えていくための講演があり、多くの”気付き”を得ることができました。
北川早稲田大学院教授(元三重県知事)からは、行政や議員、議会の在り方についての話があり、今の枠組みありきで論議するのではなくフラットにして「本来あるべき姿」を考えるべきであると指摘されていました。また議員は市民へのお願い(パトロンとクライアントの関係)だと、どうしても口利きする場合も生まれるが、市民との約束をする形に変えていくべきとも。
脱中央政権、脱官僚主義、脱無党派を目指し、2元代表制としての議会の本来の存在に昇華し、チェック機能に落としこまれている現状の議会を変えよと言われました。
まさに、その通りと相槌を打ちました。昨夜も寝る時に、本来あるべき政治像を組み立て、現状を分析し、そのギャップを変えていく必要があると思っていた矢先です。
また、前神奈川県議会議長からは、6年前マニフェストを掲げて当選した松沢県知事とのバトルの模様が紹介され、それから数年後にマニフェストの持つ重要性に気づき自身も議長に推挙されるにあたってマニフェストを掲げ、大きく3つ(12項目 のちに53項目になる)の約束をして、議会改革に臨んだことを紹介していました。
その間、議員基本条例を制定したことを触れていましたが、私は、今日まで議員の役割や仕事を議員基本条例として制定することに疑問を持っていました。なぜならば、当たり前のことを記述するだけだったからです。しかし、明文化することで、それがきっかけになって議会が変わってくるのだそうです。認識を変えた一日でした。
さらに、三菱UDJリサーチ&コンサルティング主任研究員から議員および会派マニフェストの重要性について、淡々と説明がありましたが、話を聞くにつれ、「そうだ。議員として自分に足りないもの、未熟な部分、および行政の課題をしっかり見つめるために必要である」との思いを深めていきました。
北川教授は、三重県に行政経営品質を導入した人です。県民満足度を高めるために、県庁内を徹底的にアセスメントし、効率性を高め、行政の在り方を改革し、財政課も人事課もなくした張本人です。
私も同様に経営品質協議会アセッサーです。実は、このアセッサー講習は、グレードが3段階あります。最初のグレードIを受講した時には、「なんだこんな当たり前のことを」と気にもしなかったのですが、グレードIIを受講して「いかに自分の会社が当たり前のことが実践できていないか」を気づかされたことがあります。
まさに、今日がその時でした。まだまだ未熟で、勉強が足りない自分を発見しました。意見交歓会で、北川教授と話していた時に、「あなたはアセッサーだからわかるでしょ」と言われていましたが、まだまだです。今の政治ではだめです。今の議会の在り方は変えなければなりません。
そのために、自分のスクリュー回転を速めていきます。