昨日と本日の2日にわたり、水戸市と豊田市に視察へ行きました。その報告は後日するとして、往復の電車の中で3冊の本を読みました。そのうち2冊は昨年9月のリーマンブラザーズショック以降に書かれた本です。
・金融大崩壊「アメリカ帝国」の終焉 水野和夫氏 昨年11月
・お国の経済 高橋洋一氏 昨年 5月
・この金融政策が日本経済を救う 高橋洋一氏 昨年12月
水野和夫氏は、三菱UFJ証券参与、高橋洋一氏は財務省出身の東洋大学経済学部政策学科教授。どちらも示唆に富んだ内容でした。
今日帰ってきて、新聞を開いたら「日本はデフレへ」と見出しが踊っていました。デフレは物価が安くなる一方で、物が売れません。したがって企業は利益が出ないので、設備投資を控え人整理を行うために雇用が悪化します。ただでさえ、リーマンの影響で自動車や電子部品などの輸出関連企業は円高に加え、輸出先国の消費低迷ですでに悪化しています。物価が安くなると喜んでいられないのです。デフレは悪です。
こういった悪環境をどう抜け出すのか。それに対して筆者は、金利引下げや量的緩和(お金を増やすこと)による金融政策と、中小企業のコラボレーション、新興国への中小企業進出支援などが必要だと語っています。
さらに、公務員制度改革を行い官僚主導の政治を変え、歳出をカットし、国の資産を小さくして財源を生み出し、地方分権を進めることとも。
100年に1度と言われる経済危機。決して甘いものではありません。一早く脱却するには、効果が見込まれるものをすぐにでも実行することです。