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福井市 西本恵一
nishimotokei@ybb.ne.jp
バックナンバー 2008年 8月 30日


 昨日の監査研修会では、富山市長から「街づくり」について講演がありました。流暢な口調で富山市の抱えている課題を挙げながら、その対応について話をされていました。

 富山県は、自動車保有率2位(ちなみに1位は福井県)であり、路線バスや電車などの交通機関乗車率が軒並み大幅減少しています。特にバス乗車率はこの10数年で約1/3になっています。

 一方で、中心市街地から郊外への転出が相次ぎ、ドーナツ化現象が起こっており、富山市中心部の人口が減少しています。

 富山市全体に薄く広く人や住居が拡散しており、そのために、下水道や道路、除雪など広範囲な整備やメンテナンスが必要となるため、効率が悪くなり財政を圧迫する要因となっています。

 こういった状態の中で、中心部人口回帰と公共交通機関の活性化を目指し、コンパクトな街づくりに挑戦しています。
 公共交通機関はすべてJR富山駅に結節しているので、その利点を活かす政策を推進してきた結果、現在その成果がだんだんと現れているようです。

 市長は1級の営業マンです。プレゼンテーションがうまく、街づくりの方針がしっかりとしていました。

 福井市の抱える課題も全く同様です。現在総合交通計画を策定中ですが、富山市のように住宅政策や中心市街地活性化と連動したしっかりとした計画が必要です。

 午後から時間が空いたので、他の監査委員と別れて、路面電車で富山大学まで行きました。25年ぶりに乗ったのですが電車の中は元のままで学生時代と同じ車両を使っていました。
 窓から見える景色に目をやり「変わったなあ」と思いながらも、「こんなに遅かったかな」と、その電車の低速運行に少しいらついていました。学生時代は時間を気にすることもなかったのですが、自分がせわしくなっていることに気が付きました。

 大学周辺を散歩したのですが、あまりの変わりように驚きました。卒業した理学部塔(写真)は新しく建て替えられ、以前住んでいたアパートも新しくなっており、時の流れを感じさせられました。

 1時間くらい歩いた後、大学から少し離れたJR高山線西富山駅(写真)から乗車して富山駅へ。

 もっと面白おかしく楽しく学生生活をすればよかったのに、悩んでばかりいた大学時代、挑戦し続けた大学時代、いろいろな人に迷惑をかけた大学時代でした。

 たくさんの人に支えられてきた私であることに、改めて思いを馳せ、その恩返しの人生にしなければならないと、未熟な自分を叱咤して帰ってきました。