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福井市 西本恵一
nishimotokei@ybb.ne.jp
バックナンバー 2008年 8月 12日

 TBS系で夜中に放送している山田太郎物語というのを見ました。大変バカバカしいドラマです。それでも笑えるし、泣けてくるのです。それは、決して他人事ではない生活を描いていたからです。

 番組の設定は母一人と兄弟7人が仲良くあばらやで暮らしており、長男がアルバイトをして生活を支えているのですが、この番組を見ていて自分の幼少時代を思い出してきたのです。

 私は5人兄弟の長男で、中学1年生まで父の会社の社宅(6畳2部屋)に住んでいました。兄弟が増えた頃、社宅の庭に父が簡単な部屋を自分(日曜大工)で一つ増築しましたが、その部屋は隙間がありとても住めるようなものではありませんでした。それでも物を置くには助かっていました。

 しばらくして社宅の隣が空いたので、そこも借りて両家の壁を壊して行き来ができるようにして、私たちの部屋を作ってくれましたが、その隣の家で寝るのが怖くて、結局親兄弟7人が6畳2間で寝ていました。

 食事も、決してぜいたくなものではありませんでした。おかずは一品であることも少なくなく、時には梅干しだけ、または竹輪やソーセージを細かく刻んでそれを分け合って食べていた日もあります。外食は年に1回か2回。福井駅ステーションのレストランでお子様ランチやラーメンを食べるのが楽しみでした。

 おこずかいもなかったし、ほしいものもなかなか買ってくれかなったけれども、、両親は子どもの成長の糧になるものについては惜しみなくお金を使っていました。

 たとえば、本(世界文学集や徳川家康全26巻山岡壮八著、図鑑)、ピアノ、習字やそろばん塾など。
 
 今、あの頃を振り返ると、一生懸命私たち子どもを育てていた親の姿が浮かんできます。決して豊かではなかったけれども、楽しかったように思います。

 節約して、我慢して、工夫して暮らしていたあの頃。

 それをこの番組を通して、思い起こしていました。