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福井市 西本恵一
nishimotokei@ybb.ne.jp
バックナンバー 2008年 4月 18日

 清水町に健康の森があります。

 県民健康センター、けんこうスポーツセンター、温泉施設、グラウンドやテニスコートなどの運動施設があります。一昨日、清水町に市民相談応対のために行く機会があり、久し振りに寄りました。

 平成5年に完成した県民健康センターの健康診断システムは、私が設計したものです。平成3年に受託を受け、2年半で完了しました。

 問診票のOCR入力(光学文字読取装置)、身長計、体重計、血液検査、肺活量、尿検査、X線、がん検診(胃、大腸、子宮、肺、乳)など検診から検査、結果診断まで一括して施設内で行い、それらの検査機器から得たデータをコンピュータで即座に集計し、今では当たり前でしょうが、検査開始から3時間位で診断結果を印刷し、午後一番の医師による検査に間に合うようにしたシステムです。

 骨密度検診システムや乳がん検診のマンモグラフィーはどこよりも先駆けて導入したのがこのセンターです。40人の健康診断の検査進捗状況や結果はパソコン画面上で即時に見ることができ、当時としては画期的なものでした。

 当然ながら、診断結果には異常か正常かの判断もあり、当時は医師や職員と何十回となく打ち合わせしたことを覚えています。

 また、ハード面では、オフコンを使わないで、ワークステーションとパソコンを連動させた県内初の大規模ネットワークシステム構築となり、初めてのオペレーションシステムUNIX、初めてのC言語で作成したものです。

 ネットワークのために建物建設段階からケーブル配線のためのパイプや電源設計を業者と共に行い、建物完成間際には、仕事の足場を県民健康センターに移し、ネットワーク配線や機器搬入を行う傍ら、システムのテスト作業に多くの時間を費やしていました。

 こういった一連の作業を、実は最初の設計時には私を含めて社員3人で、最後の1年間は5人になりましたが、わずかな人数で完成させました。私がプロジェクトリーダーです。

 ソフト面でもハード面でも、初めて採用するものが多かったため、不安で眠れない日もありましたが、今年で14年、その間に一度システム更新をしましたが、無事稼働しているようです。

 平成6年には、けんこうスポーツセンターができましたが、ここの受付システムや運動診断システム、施設予約システムなども手掛けました。受付には今プールに何人いるか電光掲示されています。先日、お伺いした時には無事動いており、感慨深いものがありました。

 多くの県職員や福井県健康管理協会職員の献身的なお手伝いと、社長や社員の力のおかげです。今でも感謝しています。

 これまで、この2つのセンターへは何百回通ったことでしょう。車で運転しながら、振り返っていました。ありがたいことに、検診内容についてはよく勉強しました。