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福井市 西本恵一
nishimotokei@ybb.ne.jp
バックナンバー 2008年 4月 12日

 昨日の市議会議員セミナーの後、午後から大津市役所を訪ね、 雨水貯留浸透施設装置補助制度の視察をいたしました。

 福井市では、平成16年7月の福井豪雨、10月の台風、平成18年7月の大雨と、下水能力が追いつかないため、冠水する地域が多く、甚大な被害がありました。

 その対策の一つとして、多くの家庭が一時的に雨水を貯めることができれば、少しでも冠水を防止できるのではないかとの思いがあり、その装置設置の助成に取り組んでいる大津市を訪ねることになったものです。

 大津市は、日本一の琵琶湖があり水の都として栄えてきました。その意味で水利用に関して意識が高く、環境面からとらえた施策の一つとして補助事業を行っているとのことでした。

 設置費用は除き装置のみを、国と市で2/3補助(4万円が上限)します。装置は1万8千円〜6万円位が一般的らしく、したがって個人負担は多くても2万円で済みます。

 しかし、導入家庭は、昨年の10月から31世帯と少なく、これからの取り組みといった感じです。
 また、公共施設にも設置していますが、こちらの方は1000万円〜3000万円をかけて、排水路まで整備するもので、老朽化した小中学校では大変喜ばれているようです。大津市役所に設置されている家庭用の装置を見せていただきました(写真)。

 残念ながら、大雨対策としては、冠水地域の全世帯近くが設置しなければ、焼け石に水といった感じであり、したがって大きな貯留管を導入した方がよさそうです。しかし、庭木や水洗トイレの水として雨水を再利用すれば、それだけ水道代もかからないことになるので、節約することになり、結果的に環境に寄与し意識を高めるという意味では、一役買っているかもしれません。

 平成16年の福井豪雨災害対策も終盤を迎えています。元済生会病院後ちかくにある泉橋の架け替え工事も道路特定財源から補助を受けています。

 水害がどれだけの市民生活を苦しめたことか。足羽川ダムは今環境アセスメントを行っているところです。水への対策はまだまだ考えていかなければなりません。