私の長男(小学校6年生)が、4年生の秋から全く練習を休まずに続けてきた、少年軟式野球部『日之出レッドスコーピオンズ』の卒団式がありました。現チームの保護者の皆さんが中心となって運営してくださり、感動的な会となりました。
今回卒団するのは私の息子を含めて5名です。監督やコーチから、ひとりひとりの子どもたちの思い出をはさみながら、はなむけの言葉をいただきました。
4年生の秋に突然「野球をやりたい」と息子が言ってきました。うちの息子に限って絶対に野球はしないと思っていた私は驚きました。果たしてどこまで続くやら。「1か月がんばったら認めてあげよう。その時にはバットやグローブも買うよ」と言いました。
合間を見て時々練習をのぞいてみると、
1mくらい離れたところから下手で軽く投げられるトスに、恐怖心から顔をそむけてしまい、ボールが取れない。
投げたら投げたで、ボールは手元で落ちるし、どこへ行くのかわからない。
走ったら走ったで、顔を左右に振りながら走る。
「これは、無理かも知れない。」と思っていました。今日の監督やコーチの感想も全く同じでした。監督はコメントの中で「投げれないにもほどがある。」と言いたかったと、後でつぶやいていました。
しかし、練習や努力は嘘をつきません。1年、2年と経つにつれ、次第に早いボールが取れるように上達し、遠くにいる相手のミットをめがけて投げられるようになり、素振りは早くなり安定してきました。
今日、誰もが語っていたのは、最後の公式戦で好投手からヒットを打ったこと。練習でさえ取れないような外野フライを捕球したことでした。
式の最後に、それぞれ息子たちが、両親に手紙を読んで感謝を述べるのですが、「朝早くから送り迎え、お母さんはおにぎりづくり・・・ありがとう。」ありがとうの連呼でした。妻は、式が始まってから終わるまで終始号泣でした。
このような素晴らしい会合を開いてくださった皆さんありがとうございました。
少年野球は、指導者・保護者・選手が一体となって運営していきます。保護者は、それぞれ役割分担をして、送り迎え、審判、準備、機材運びをします。それも休日はすべて試合か練習になるため、親の休みの日がなくなるのです。だからこそ、卒団を迎えるとその時の思いが込み上げてきて、涙に変わるのだと思います。
息子に一言。「よくやった。よくがんばった。」
息子が最上級生だったので、私は保護者として中心的な役割を担わなければなりませんでしたが、昨年選挙があったため、なかなか付き添えなかったことが残念でした。その分、妻や他の保護者に負担をかけてしまい、申し訳なかったとつくづく思っております。
改めて、指導者の皆さん、保護者の皆さん、ありがとうございました。感謝申し上げます。
写真は、監督から息子に、色紙や記念品を贈呈する際、メッセージを伝えている場面です。監督は、涙をこぼしながら最後に「可能性の追求」という言葉を息子に送ってくださいました。