知的障害者は全国で約45万人と把握されています。しかし、この数字はIQ60以下に限定した人数であり、軽度知的障害者を含めると、120万人〜130万人と言われています。この人数からもわかるように、知的障害者だけで日本の人口の1%を占めます。
しかし、私たちが通常生活する上で、知的障害者と触れ合う機会はほとんどゼロに等しいと言ってもよいのではないでしょうか。
その理由は、知的障害者の社会参加が大変に厳しい状況にあり、就労率も極めて低いためです。仮に、就職しても職場に大きな理解がなければ長続きが厳しく、したがって悪い人に騙されて刑務所に行かざるを得ない状況になったり、悪環境の中での就労を余儀なくされたりするのが実情です。
人は、生きることについてすべて平等です。
人は、幸福になることについてすべて平等です。
幸福の一つの意義として、生きがいのあることだと思います。
すべての人が一人では生きることはできません。
すべての人が、何らかの支援なしには生きられないのです。
そして、社会が、人が大きくかかわっていかなければならない人がいます。
一昨日に訪れたスペシャルオリンピックス事務局で、局長の話を聞くに従い、私は本来、気づくべきことに気がつかなければならないことを教えていただきました。
「現状をまずは知ること」「支えあうことの大切さ」に、私も含めもっと多くの人が目を開いていかなければならないことを感じた一瞬でした。(写真は事務局で撮影)
その支援の一つとして、心ある人たちが集まって、スペシャルオリンピックスという組織体となって、知的障害者の人生を応援しています。
この団体について下記に掲載します。なお、詳細は同団体ホームページ(http://www.son.or.jp/)に掲載されていますのでぜひご覧ください。
スペシャルオリンピックスホームページより
スペシャルオリンピックスとは、
知的発達障害のある人たちに様々なスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を、年間を通じ提供している国際的なスポーツ組織です。スペシャルオリンピックスは非営利活動で、運営はボランティアと善意の寄付によっておこなわれています。スペシャルオリンピックスでは、これらのスポーツ活動に参加する知的発達障害のある人たちをアスリートと呼んでいます。
スペシャルオリンピックスの使命
スペシャルオリンピックスの使命は、知的発達障害のある人たちに年間を通じて、オリンピック競技種目に準じたさまざまなスポーツトレーニングと競技の場を提供し、参加したアスリートが健康を増進し、勇気をふるい、喜びを感じ、家族や他のアスリートそして地域の人々と、才能や技能そして友情を分かち合う機会を継続的に提供することである。
スペシャルオリンピックスの目指すもの
アスリートの健康や体力増進、スキル向上だけでなく、多くの人との交流を通じて彼らの社会性を育むこと。
適切な指導と励ましでアスリートが上達し、自立への意識を高め成長していくこと。
活動に参加するボランティアがアスリートとの関りの中で多くのものを学んでいくこと。