「ガソリン税の暫定税率」に注目が集まっていますが、暫定的に、本来の税率より軽減されている牛肉やサバなどの輸入品に対する「関税暫定税率」も3月末で期限切れを迎えます。
暫定税率見直しは、他にも証券優遇税制などがあり、これらはまとめて一括審議されますので、もしこれらの法案が通らなければ食卓に影響を及ぼしかねません。
下記に主要な輸入品に対する暫定税率適用品目をお示しします。
暫定税率 期限が切れると アップ
牛肉 38.5% 50% 11.5%↑
麦芽(ビールの原料) 無税 21.3円/kg 21.3円/kg↑
サバ 7% 10% 3.0%↑
ウォッカ 無税 16% 16.0%↑
リキュール 無税 126円/ℓ 126円/ℓ↑
暫定税率が廃止になれば、牛肉を原料とするハンバーガー、牛丼など食品業界は原料価格が高くなるため、商品価格の見直しを迫られます。もし、原料価格の高騰分を商品価格に上乗せするとなると、ステーキであれば100gに対し15円の値上がりです。
「暫定」という、そのものがおかしい(本来の税率にすべき)という論議がありますが、暫定税率はその時期を見定めて、国民の安全と安心を守るために、適宜設定されています。決して本来の税率より高くなるものだけを設定しているわけではありません。低くしているものもあるのです。