先日お見舞いに行った大恩ある方が、早朝亡くなりました。ホスピスに入って10日目でした。残念でしかたがありません。お見舞いから帰って、名前を書いた紙を仏壇に置いて「痛みがないように、癌が体からたたき出されるように、そして次の選挙でも一緒に」と毎日祈ってまいりました。
昨日の夜9時頃、妻から容態がおもわしくない状態にあると聞いていたので、今日行かなければと思っていた矢先です。
20日に掲載できなかった内容でしたが、お見舞いに行ったその日は次々と饒舌に、
「不思議と痛みはないよ」
「もうこれで終わりだよ」
「(私の選挙が)最後の戦いになったな」
「人生楽しいことばかりだったよ」
「次の世で、(私の成長を)見守っているよ」
こんなに長く話をしていても大丈夫なのだろうかと気遣いながらも、それでも笑いながら、また涙を流して嬉しそうに、終始語っていたその顔が忘れられません。今、その顔を思い浮かべていますが、思い出せば出すほど残念な思いがあふれてきます。
選挙の際に、いろいろな方から寄せられる要請の対応について、何回となく「どうしようか」と言ってこられ、私の返事にいつも「わかったよ」と応えてくれました。きっと自分の思いと違った時もあったと思います。しかし、すべてを飲み込んで尽くしてくださいました。
お見舞いで病室から退室する際、手を差し出してきて、妻と私に握手をしてくださいましたが、それが最後になってしまいました。
「一流の市会議員になれ」その言葉だけが耳朶に強く残っています。
6日前、 「ホスピスに入ったのを知っている。お見舞いに行ったの!」私が、いろいろお世話になったことをよく知っている方からの連絡でした。本当に会っておくことができてよかった。生きているうちにもう一度御礼のご挨拶ができてよかった。ホスピスに入ったことを知らせていただいたことに感謝をしています。
午後一番で、自宅へお伺いして焼香をしてまいりました。眠っているかの如く、安らかできれいなお顔をしていました。ご家族は、「会いたい人にも全部会えたし、何もやり残さずに大往生でした。父は亡くなったら上の方で誰がくるか、どんなのか見ているよと言っていました。」と語っていました。