午前中、認知症疾患医療センターである「かわさき記念病院(宮前区潮見台)」において、意見交換の機会をいただきました。
同院とは本年1月以来の意見交換となり、継続的に現場の課題を共有できることに大きな意義を感じています。
私は認知症施策をライフワークとして取り組んでおり、医療・福祉の最前線にある現場の声は、政策形成において極めて重要です。今回も、事務局長をはじめ、精神保健福祉士、臨床心理士の皆様から、運営面および医療現場の現状と課題について、専門的かつ具体的なお話を伺いました。
主な論点としては、以下のような内容が挙げられました。
・令和8年度診療報酬改定による影響と今後の経営環境
・医療人材の不足に伴う外国人材の活用とその課題
・外来患者数の増加傾向と地域ニーズの変化
・地域医療機関や介護・福祉資源との連携強化
・生活支援体制の充実に向けた課題
・認知症治療薬など新薬の効果と現場での評価
とりわけ、身寄りのない高齢者への対応においては、意思決定支援の在り方や責任の所在、判断基準の明確化など、制度面・運用面双方にまたがる重要な課題が共有されました。
また、認知症対策においては、早期発見・早期治療の重要性が改めて強調されました。同院では、軽度認知障害(MCI)や若年性認知症に関する専門相談にも対応しており、初期段階からの適切な介入が、本人およびご家族の生活の質の維持・向上に大きく寄与することが示されています。
本日ご対応いただきました職員の皆様に心より感謝申し上げます。
国・県・市の連携を一層強化し、いただいた貴重なご意見・ご要望を踏まえ、認知症施策のさらなる推進と課題解決に全力で取り組んでまいります。https://kkh.ne.jp/
