11月27日の10時から、第6回市議会(定例会)が12月20日までの24日間で開催されます。
今回の議案は、防災行政無線設備設置工事請負契約の締結や知明湖キャンプ場の指定管理の指定、平成25年度一般会計補正予算など25議案が上程され議案説明が行われた。
また、公明党として取り組んでいる「脳脊髄液減少症に係るブラッドパッチ両方への保険適用と診断・治療の推進を求める意見書(案)」の提出を検討しており、本年3月に兵庫県議会でも採択されており、速やかな保険適用を求める意見書を提出させていただく予定です。
今回の一般質問は「空き家等の対策について」で、平成23年12月にも「先進自治体に学び、川西市における空き家の適正管理について」と題して行った質問のその後の進捗状況について行う予定です。空き家等の問題は全国的に増加しており、川西市においても今後さらに増加することが見込まれることから、早期に対応するため条例化を含め、改めて提案させていただくことにしました。
11月26日の午後2時より、市役所・庁議室で第2回の都市計画審議会が開催された。
議題は、4つで①副会長の選出、②けやき坂地区地区計画の変更(川西市決定)、③阪神間都市計画生産緑地の変更(川西市決定)、④市街化区域及び市街化調整区域の区分(線引き)の見直しについて審議を行った。
けやき坂地区地区変更では今後の計画の見通しについて質疑があり、阪神間都市計画生産緑地変更については緑地指定基準の一団についての確認があり、その後いずれも承認された。市街化区域及び市街化調整区域の線引き見直しでは調整区域での土地活用について質疑が交わされた。
今後、(仮称)川西インターチェンジ周辺土地利用や景観等の計画について審議の予定である。
22日に、中期財政収支計画(平成26年度~平成30年度)について議員協議会が開催された。
市税収入は、やや持ち直す見込みだが、公債費がピークを迎える為、基金繰入が必要と見込まれている。
平成26年度以降、歳入では納税対象人口の減少で市税収入の伸びは期待できない。歳出では、社会保障経費の増や公債費の負担増が予想され、基金活用による公債費負担平準化や社会保障・税一体改革による歳入増や中央北地区内の市有地等の売却、行財政改革など財源確保することで一定の基金確保するとしている。当面収支不足が続くと考えられ、経常経費抑制や市有資産の活用や新たな収入手立てを図り、持続的な財政基盤の確立が喫緊の課題だ。
平成26年8月1日に川西市の市制施行60周年を迎えることから、記念事業について説明があった。
第5次総合計画におけるめざす都市像の実現に向け、60年の歴史、歩みを振り返るとともに時代への飛躍の起点とする、市を挙げて60周年を祝賀するとしている。事業の実施期間は平成26年1月1日から同年12月31日までとし、記念式典に加え、市主催事業のみならず、地域団体や市民活動団等が主催する事業でも記念事業の趣旨に賛同し実施すれば、60周年記念協賛事業となる。さらに、川西市民憲章の見直しなども提案された。
(仮称)川西市低炭素型複合施設整備基本構想が説明され、本年11月25日から12月24日までパブリックコメントの募集が行われる。
この複合施設整備基本構想は、中央北地区内に文化会館や中央公民館、ふれあいプラザなどの複数の公共施設を集約した複合施設の整備を行うための基本構想で、中央北地区は低炭素を推進するモデル地区となっていることから低炭素型となっている。
構想では、総合体育館の東側駐車場の土地を活用し、福祉・保健関連施設(ふれあいプラザの複合施設、知的障害者・精神障害者の作業所・事務所、子ども家庭センターなど)、文化関連施設(文化会館大ホール、公民館など)の複合施設整備とされている。
モデルプランでは4階建で中央北地区内における動線も含め東西の通路も配置予定だ。また、駐車場は、現在440台規模だが、施設と周辺で確保できる台数が340台と減少する見込み。
今回の複合施設の再配備で、福祉関連の集約化により利便性の向上が図られることを期待する。しかし、文化関連では、現在の文化会館大ホールは1077名収容であるが、1000名規模を確保とされているが、川西市の強みである大都市中心部への恵まれた立地条件や新名神高速道路インターチェンジの整備、新たな商業系施設・集客施設も予定されており、弱点のまちの魅力の乏しさを跳ね返すしてもらいたいと考え、規模も1500名程度で一流アーティストも呼べる施設で、環境にも優しいものになればと考えている。
さらに総合体育館もすでに25年程度経過しており、あと10年もすれば建て替えを迎えることから前倒しし経費節減にもなると考え、体育館も含めた複合施設整備の検討も提案させていただいた。
市民の皆さんにも、ご意見をいただき、素晴らしい複合施設になるようご協力をお願いします。
11月9日の14時から、みつなかホールで第11回市民医療フォーラムが開催された。
今回は、「考えよう最後の迎え方―終末期のケアについて―」と題して、超高齢化社会を迎えた今、どのように「最後」を迎えるかとのテーマで諏訪中央病院の高木宏明先生を迎えて、自分の問題として考えるきっかけとして、病院と在宅医療の関わりについて先進的な取り組みをされている諏訪中央病院から経験談と歌を交えながら講演された。
パネルディスカッションでは、医師、ケアマネージャー、訪問看護師、緩和ケア認定看護師の立場から、現況や取り組みなど高木先生を交えて行われた。
今回のテーマは、非常に関心が高く、480名の定員で抽選漏れもあったそうで、場内はいっぱいでした。家族でも一度話し合っておく必要も感じたところです。