香川県高松市の中央商店街では、昭和50年頃をピークに通行量が減少を続けてきた。また、地価の高等も拍車をかけ、中心地の人口減少に伴い、八百屋・魚屋・日用雑貨等の業種店舗が撤退・廃業に追い込まれ、洋服屋ばかりの街となった。
そこに追い討ちをかけるように、全国展開の大型店舗が参入し、地域内の経済循環が弱まり、わずか10年で商店街はシャッター通りへと追い込まれた。
そこで地元商店街が中心となり、民間主導型第3セクター『高松丸亀町まちづくり会社』を設立し、商店街全体を一つのショッピングセンターに見立て、街全体の活性化に取り組んでいる状況などを現地視察や意見交換などを行った。