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川口市 萩原一寿
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情報BOX:トランプ新大統領の就任演説全文(英語)トランプ米大統領体制発足に思う
ー古典に学ぶ、超大国米国の世界に対する責任と役割
「大国を治むるは小鮮を烹(に)るがごとし」(老子六十章)
「大国は下流なり。天下の交なり。天下の牝なり。(老子六十一章)
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」(孔子)

1月20日トランプ氏は正式に米国大統領に就任しました。トランプ市の過激な言動に世界中が振り回されています。
ここで政治のあり方を考えてみたいと思います。
第一は老子六十章の「大国を治むるは、小鮮を烹るがごとし」です。大国の政治はできる限りおだやかに行うべし、ということです。トランプ氏は米国社会を分断する言動を行っていますが、こうした乱暴な行為は慎むべきです。
第二は老子六十一章の「大国は下流なり。天下の交なり。天下の牝なり」です。大国は大河の下流です。多くの支流を支える役割を担っているのです。大国は「天下の交なり」というのは、大国は世界の交流の場だ、という意味です。大国は世界の交流の中心にならなければならないのです。大国は「天下の牝なり」というのは、大国は「女性」すなわち「母」にならなければならない、ということです。
第三は孔子の「過ぎたるは猶及ばざるが如し」です。「自国が第一」という考え自体は間違っていませんが、しかし、他の国々に害を与えても「自国第一」を貫く、という生き方は間違っています。行き過ぎた「自国第一」は紛争の原因になります。
老子六十章、老子六十一章、孔子の教えに反する生き方が、最近流行していますが、このままでは世界が混乱します。悪くすると戦争が起こるおそれがあります。
トランプ氏はじめ過激な言動を行う政治家が増えていますが、国民の力で紛争の激化を阻止したいものです。

image本日、埼玉県本部新春賀詞交歓会が開催され、山口那津男代表をはじめ、多くの来賓にご出席を頂き、大成功で終える事ができました。お忙しい中、出席を頂いた皆様に心から感謝を申し上げます。今回、初めてテレビの取材が入りました。毎年行われるこの会合に多くの注目が集まってきていると言えます。

image山口代表からは現政権における経済政策についての話があり、成長をだけを進めていても格差が広がり、分配だけをすすめていても国民の生活は良くならない。この両方を同時に進めることが大切であるとの話がありました。

image本日は戸田市議会選挙の告示日です。今月29日の投票日に向け、定数26を争う選挙戦が始まりました。公明党から「三浦よしかず」、「石川よしあき」、「みわ なお子」、「たけうち正明」、「手塚しずえ」の5候補が出馬。全員当選を目指します。

 

4期目に挑戦する「三浦よしかず」候補の出陣式には、多くの方にご参集を頂きました。心から感謝申し上げます。三浦候補は議長、副議長、監査委員を務め、議員提案で埼玉県内初となる自転車安心条例制定のリード役を果たすなど実績も多彩。戸田市政に無くてはならない人です。どうか力強いご支援をお願い致します。

image20日にトランプ氏大統領就任

ドナルド・トランプ氏が20日、米大統領に就任する。これほど評価が分かれる次期大統領は珍しい。いずれにせよ、日本や世界に大きな影響を与えることは間違いない。

就任前からツイッターで、トヨタ自動車に厳しい言及を浴びせ、メキシコへの工場建設を牽制した。「指先介入」と眉をしかめる人もいるが、「従来の政治の常識は通じない」と腹をくくった方がよさそうだ。

大統領選勝利後初の記者会見(11日)も、一部メディアにケンカ腰だった。当選直後、トランプ氏は「国民の大統領になる」と宣言し、米国の分断回避や君子豹変を期待させたが、就任までお預けのようだ。

米国の雇用を増やし、インフラ整備を進めることで米経済が成長すれば、日本にもいい影響が期待できる。日米同盟を堅持し、西太平洋の平和と安定に積極的に対応してほしい。レックス・ティラーソン次期国務長官と、ジェームズ・マティス次期国防長官も、その基本認識を共有していることは心強い。

しかし、中国と過度に摩擦や緊張を高め、経済に影響を与えることがないよう注意が必要だ。

安倍晋三首相は早期に日米首脳会談を行い、日米同盟の意義をはじめ重要な基本事項を確認することが大切だ。また、議会の役割も重要であり、共和党にも働きかけなければならない。関係各国とも連携して対応することにも心がけたい。

慰安婦像問題 韓国政府の良識ある対応望む

韓国・釜山の日本総領事館前に昨年末、慰安婦像が設置された。明らかに、日韓合意やウィーン条約に反し、国際的に許されないことである。

日本政府は、韓国政府の対応を促すため、駐韓大使ら一時帰国させ、日韓通貨交換(スワップ)協定再開の協議中断などの対抗措置をとった。私も、帰国した大使らから状況報告を受けた。

韓国政府も国際的に孤立しかねないと理解している。黄教安(ファン・ギョアン)首相は「言動は自制することが望ましい」といい、尹炳世(ユン・ビョンセ)外相は「公館前に慰安婦像を置くのは国際関係上よくないことだ」と述べた。

一昨年の日韓合意は、韓国政府の強い意向に基づき両国の努力によって出来上がったもので、米国も支持した。日本政府は合意に従って10億円を韓国側に交付し、誠実に履行している。

朴槿恵(パク・クネ)大統領が弾劾にさらされている理由は、合意とは無関係で、影響を受けない。慰安婦像増設の動きは、政権打倒や次期大統領選の政治的意図から、韓国世論を感情的に煽っている印象も受ける。

心配は、日本の世論が引いてしまうことだ。

在日本大韓民国民団の呉公太(オ・ゴンテ)団長は「慰安婦像を撤去すべきだというのが在日同胞の共通した切実な思いだ」と語った。ヘイトスピーチと戦ってきた在日同胞とバックアップしてきた韓国政府、それを配慮して超党派で対策法を成立させた日本の国会、いずれの苦労も無にしかねない。

韓国の政府および政治家の良識ある対応と、日本政府の冷静な行動を求めたい。(公明党代表)

【2017年1月18日(17日発行)付 夕刊フジ掲載】

image本日の新聞各紙で坂本龍馬に関する書簡ついての記事が掲載されました。大変に重要な資料であると考えられています。来年は、明治維新から150年という佳節という事もあり、大きな話題になりそうです。書簡からは龍馬の行動力、真剣勝負であった事が伺えます。下記、毎日新聞記事から転載します。

 

高知県は13日、幕末の志士、坂本龍馬が慶応3(1867)年に京都で暗殺される5日前に記した直筆の書簡が見つかったと発表した。将軍、徳川慶喜の大政奉還を受けて福井藩の重臣に宛てた書簡で、「新国家の御家計(財政)」という言葉を使いながら同藩士の三岡八郎(後の由利公正)を新政府の財政担当者に出仕させるよう懇願。龍馬は「三岡の京都入りが1日遅れれば、新国家の財政成立は1日遅れてしまう」と強く訴えている。研究者は「『三岡が必要だ』という龍馬らしい行動力、説得力、勢いが、表現の強さから表れている。一級の史料」と話している。

◇龍馬らしい行動力、表現

書簡は縦16センチ、横92センチで、11月10日の日付。京都の福井藩邸に滞在していた同藩重臣、中根雪江宛てで、本文中には「龍馬」の署名があった。

書簡では、新政府の財政担当者に推挙していた三岡が幕府に強硬な姿勢だったとの理由から藩内で謹慎させられていることに、「三岡兄の御上京が一日先に相成候得ハ新国家の御家計御成立が一日先に相成候」と京都入りを強く求めている。龍馬の書簡で「新国家」という言葉が確認されたのも初めて。

龍馬は10月30日に福井を訪れて三岡と面会。新政府の財政担当者には「三八(三岡)を置かバ他ニ人なかるべし」と評価したと記した別の書簡の草稿が存在しており、今回の書簡の発見で、龍馬の行動の研究が進展すると期待できる。

書簡を鑑定した京都国立博物館の宮川禎一上席研究員は「『新国家』という言葉が幕末でどういう意味を持っていたかは検討が必要だが、恐らくは現代の意味の通り」と指摘する。高知県の尾崎正直知事も「龍馬が新たな時代をつくろうとしていた動きが分かる最重要史料。『新国家』に向けた意気込みが伝わってくる」と語った。

◇坂本龍馬の書簡の現代語訳は次の通り。

一筆啓上差し上げます。

この度、越前の老侯(松平春嶽)がご上京になられたことは千万の兵を得たような心持ちでございます。先生(中根雪江)にも諸事ご尽力くださったこととお察し申し上げます。しかしながら、先ごろ直接申し上げておきました三岡八郎兄のご上京、(新政府)ご出仕の一件は急を要することと思っておりますので、なにとぞ早々に(福井藩の)ご裁可が下りますよう願い奉ります。三岡兄のご上京が1日先になったならば、新国家の財政の成立が1日先になってしまうと考えられます。ただ、ここのところにひたすらご尽力をお願いいたします。誠恐謹言

 

image本日は午後から夜にかけて新年会に出席です。ところで埼玉県は自転車の保有台数が全国一。川口市内でも多くの方が自転車を利用しています。勿論、車より自転車の方が生活しやすい地区がそれなりにあります。それに自転車は環境にも健康にもいいですから。本日の公明新聞に新しい法律を含めた、自転車利用に関する記事が掲載されていますので、以下、転載します。

 

先の臨時国会で、自転車を利用しやすい環境整備を進める自転車活用推進法(議員立法)が成立した。環境に優しい自転車の利用を促し、過度な自動車依存を減らすことで、健康増進と交通混雑の緩和をめざしている。そこで、自転車を活用した街づくりで、先行する自治体の取り組みを追った。

シェアサイクルが好評

東京都 広域連携で利便性向上

「手軽に借りられ、区を超えて使えるのが本当に便利です」。都内在住の男性(35)が利用するのは、東京都などが実施する「自転車シェアリング」。事前登録をすれば、貸し出し拠点(ポート)に置かれた自転車を自由に使うことができ、別のポートに“乗り捨て”もできる手軽さが魅力だ。

2016年2月、都と千代田、中央、港、江東の各区は、相互利用が可能な広域実験を開始した。都議会公明党が推進してきたもので、同年10月からは新宿区も加わり、今月23日からは文京区も新たに参加する。都環境都市づくり課によると、「広域的な利用は全国で初めて」という。

運用中の5区では現在、206カ所のポートに電動アシスト自転車2270台を配備(16年12月1日時点)する。利用料金は30分150円で、月額会員なら月2000円(1回30分まで)で借りられる。

利用状況は上々で、各区が独自の事業を行っていた実験開始前に比べて、利用回数は3倍を超えた。16年11月の1日平均利用回数は5374回に上る。同課の川久保ルミ子課長は「ニーズは高い。利用頻度の多い地域などを分析して、自転車台数の適正な配置に努める」と話す。

こうした自転車の共同利用事業は、シェアサイクルなどと呼ばれ、公共交通の補完や観光戦略として、10年ごろから各地で徐々に広がり始めた。国土交通省によると、15年11月1日時点で全国77都市に導入されている。シェアサイクル施設の整備は、活用推進法で重点施策に掲げており、今後の拡大が期待される。

推進法のポイント
国、自治体が計画策定
専用道や通行帯の整備
交通安全の教育・啓発

活用推進法は、自転車施策を総合的に進めるものだ。今後は国や自治体が推進計画を策定し、(1)専用道路や通行帯の整備(2)シェアサイクル施設の整備(3)安全性の高い自転車の供給(4)交通安全の教育・啓発(5)災害時の有効活用(6)自転車を活用した観光客誘致や地域活性化支援――などの対策が重点的に講じられる。

毎年、多くの観衆が詰め掛けるサイクルロードレース=2016年10月 栃木・宇都宮市既に独自の計画を策定している自治体もある。例えば、栃木県宇都宮市では、10年末にまとめた「自転車のまち推進計画」に基づき、多様な自転車施策を展開している。具体的には、自転車道などの整備のほか、修理工具などを無料で貸し出す自転車の駅(市内48カ所)を設置している。

毎年10月には、アジア最高峰の自転車競技大会「ジャパンカップサイクルロードレース」が開かれている。市議会公明党も“自転車の街づくり”を推進してきた。

推進計画は、さいたま、金沢、京都、堺の各市などでも作られており、法整備は、こうした先行する自治体の大きな後押しともなる。

公明の提言、随所に反映

国内の自転車保有台数は約7200万台に上り、自動車の台数に匹敵する。自転車は身近な移動手段であり、環境保全や健康づくり、混雑緩和といった効果を生むだけでなく、災害時には有効な移動手段となる。

そこで公明党は、プロジェクトチーム(高木美智代座長=衆院議員)を設置し、自転車が安全・快適に走りやすい環境のあり方などについて活発に議論を重ねてきた。11年には、自転車専用信号や専用通行帯の整備に加え、交通安全教育の徹底や自転車保険の拡充などを盛り込んだ党独自の提言を発表。活用推進法には、同提言の内容が随所に反映されている。

同法について、NPO法人「自転車活用推進研究会」の小林成基理事長は、「車中心の社会を見直し、自転車を主要な交通手段として位置付ける内容だ。今後の具体化に期待したい」と語っている。

 

image昨日、NHK大河ドラマの新作「おんな城主 直虎」を見ました。放映された8日は朝から晩まで新年会出席の為、毎週欠かさず見ている大河の事をてっきり忘れていましたが、奥さんが録画していたのです。直虎幼少時代の内容でしたが、少しばかり涙が出てくるシーンもありました。

 

ところで直虎の時代から約300年後、江戸幕府の大老までになったのが、井伊直弼。百人以上を弾圧した安政の大獄を主導し、桜田門外の変で暗殺され、あまりいいイメージではありません。その一方で日米修好通商条約に調印し、実質的な開国をしたのが、この人です。この条約締結によって、我が国は欧米列強から攻められ支配されずに済んだと評価する声もあります。NHK大河ドラマの記念すべき第1作が直弼を描いた「花の生涯」なのです。

 

 

image今日は「成人の日」。11時から川口駅東口にて川口総支部の記念街頭演説会を行い、終了後に川口市の式典に出席しました。新成人の皆様、本当におめでとうございます。街頭演説会の時にお祝いの言葉を述べると新成人の方から「ありがとうございます」との言葉が返ってきました。嬉しいことです。

image今年の新成人は全国で約123万人、埼玉県で約7万3,900人、川口市では5,795人です。埼玉県の人口は約732万人(昨年1月現在)、川口市は約59万5000人。国はともかくとして、埼玉県と川口市は人口の100分の1が新成人という計算になります。

 

私は、成人の日や学校の卒業式に出席した時に、いつも思う事があります。少子高齢化、人口減少社会に入る中、政治の役割として、どうやって次の世代にこの国を地域を引き継いでいくのか❔その為に何をすべきなのか❔次の世代に借金を残さない、年金、医療、介護、子育てなのどの社会保障を充実させる。老朽化したインフラの整備、再更新していくなど項目は、数え切れないほどあるでしょう。

 

その中でも最も大事なのは、若い人に焦点を当てる事だと思います。そして青年が夢やロマンを持って、伸び伸びと生きていける社会をつくる事です。昨年の参議院選挙から18歳以上の選挙権が行使されました。投票という形でそれまでより、多くの青年が政治に関われた事は、大きいと思います。

 

もっと言えば教育に力を入れていくべきです。公明党が創設を目指している給付型奨学金もその一つです。働き方改革も大切です。非正規雇用や長時間労働の問題は、若者の未来を塞いでいる場合があります。いずれにしても現場第一主義で若者の声を形にして参ります。

 

image本日午前中は、地元川口市の新春交礼会に出席。市立川口高校の演奏、中学生による合唱、初午大鼓などに続き、奥ノ木市長からは、市の三大プロジェクトである①新庁舎の建設②火葬施設などを備えた赤山歴史自然公園の建設③3つの市立高校を統合し、新校の建設が行われているとの話がありました。

imageさらに同市は来年に中核市移行のための準備を進めています。埼玉県内においては、川越市と越谷市に続き3番目の移行。保健所など県における権限を市が有するようになります。同市の人口は、59万5千人を超えました。人口減少社会の中、まだまだ増加傾向にあります。川口市の更なる発展のために力を尽くしてまいる決意です。

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本日正午前から県庁内で議員と知事部局、夕刻は川口商工会議所の賀詞交歓会に出席しました。政財界も動き始めています。

 

ところで箱根駅伝について2日間投稿しましたが、母校愛が嵩じて創価大学のことばかり取り上げていました。今回、三年連続の総合優勝を果たしたのは、青山学院大学。それを指揮したのは原監督です。私ということで親近感を感じます。若い選手たちをどのように常勝集団に育てあげたのか、以下、日刊スポーツ記事から転載します。

 

青学大が、史上初の3連覇&大学駅伝3冠に輝いた。2位早大に33秒差をつけて迎えた復路。山下りの6区から早大を突き放し、2位東洋大に7分21秒差をつける11時間4分10秒で総合優勝を決めた。

 

青学大の原晋監督(49)が日刊スポーツに手記を寄せた。04年の監督就任から13年。当初は自前のグラウンドも寮もない状態からスタートした。中京大出身。箱根駅伝経験もなく、大学時代は本人いわく「5流ランナー」。実業団の中国電力では選手としてリストラされて10年間のサラリーマン生活を送った。そんな異色の指導者が3連覇&大学駅伝3冠を振り返った。

 

3連覇&3冠達成。勝つための組織の礎ができつつあると感じた。04年の監督就任時、陸上界には自分の学生時代と変わらない上意下達のシステムがはびこっていた。このままでは野球、サッカーなど他のスポーツに後れを取る。若者が陸上を選ばなくなると危機感を抱いた。従来の体育会の組織をぶち壊すと決意した。

 

原点は広島・世羅高時代にある。先輩に怒鳴られ、殴られることは当たり前。風呂では、後輩が先輩の髪を洗い流す。不合理で理不尽な習慣だった。2年の時、1学年上に1500メートル、5000メートルの高校記録保持者がいた。史上最強軍団といわれ、優勝候補にあげられ、NHKまで取材に来たが、全国高校駅伝(83年)は3位。その時、一体感の大切さに気付かされた。

 

3年で主将になると、悪習を撤廃。寮長と話し合いながらチームの和を重視した。前評判は1年上とは比べるもなかったが、(84年大会の)結果は2位と上回った。我々の代は「駄馬」と呼ばれるくらい弱かったが、一体感を持って取り組んだことで優勝まであと1歩に迫った。この経験は今も心に強く刻まれている。

 

指導者になってからも、選手を奴隷のように服従させる方法は排除した。自分が住み込む学生寮でも、掃除など雑用は学年関係なく、持ち回りでやる。逆に4年生が率先してやれと指導する。今の寮の門限は22時だが、みんな21時にはいる。先輩後輩の徒弟制度はない。寮がアットホームで楽しいから、外に遊びに行かなくていい。学年を超えて風通しの良い組織になっている。

 

支配型の指導法では長期的な発展性はない。自分は1年生にも意見を言わせる。ただ「ハイッ」と指示を待つだけの学生はいらない。選手が自分の言葉を持ち、自主的に考え、行動できるような指導を心掛けている。今の学生はゆとり世代といわれるが、理屈を教えれば、理解して自ら進んで向上する。最近は何か問題が起きても、学生たち自らが問題を洗い出し、解決へ努力するようになってきた。今回の結果も組織が成熟してきた結果だと思っている。

 

今後のライバルは他校もそうだが、野球、サッカーなど他のスポーツ団体になる。陸上の長距離界には忍耐、辛抱、根性のイメージが染みこんでいた。それが根底にあった上で、もっと華やかな競技にしていきたい。身体能力の高い子供を陸上界が獲得しないと、今後の発展もない。3年後には東京五輪も迫る。ケニア勢の記録が上がるのに、なぜ日本人の記録は上がらないのか。学生を指導しながら日本陸上界の改革に力を注いでいきたい。

 

最後に妻の美穂に感謝したい。中国電力という安定した会社員の妻だったが、13年前から2人で寮に住み込んだ。常に学生たちと接することで、自分以上にささいな変化を見ている。選手の不調を早めに気付いてあげることも、今回の結果につながった。今は私より学生に信頼されている。心からサンキューと言いたい。サンキュー大作戦は大成功だった。(青学大監督)