21日に登壇した県議会一般質問で学校給食費の無償化について取り上げました。
学校給食の費用を児童生徒の保護者から徴収せず、行政が公費を用いて賄うこの制度は、全ての子どもが平等に栄養バランスのとれた学校給食を食べることができ、経済的な困難から子どもの健康や学習機会が損なわれないようにすることを目的とします。コロナ禍以降、物価高騰の波は食費など家計にも大きな影響を及ぼしている中、学校給食費の無償化を進める自治体は増えています。
昨年(2023年)9月時点で全国では約3割にあたる547の自治体が学校給食費の無償化を実施しました。埼玉県内でも20の自治体で第3子までなど一部も含め、何らかので無償化を実施。国からの地方創生臨時交付金を活用し、この事業を進めることができたのです。それが今年度、埼玉県内12の自治体が自己財源による通年での学校給食費の無償化を実施に留まっています。これを見ても市町村が単独で、この事業を実施していくには、財政上の負担が重すぎると言わざるおえません。
東京都では、今年度から給食費の負担軽減に取り組む市区町村への財政支援も始めました。また青森県では、子育て支援の負担軽減を図るため、今年度から市町村への学校給食費無償化の財政支援を始める予定です。同県では県民から、子育てに係る費用が負担となり、希望の数の子どもを持てないという意見がある中で、学校給食費の無償化を求める声がありました。そこで県内全体で学校給食費の無償化を進めることで、子育て費用の負担軽減を図り、出生率向上につなげるため、実施に踏みきったのです。
埼玉県内で学校給食費の無償化を実施している自治体のひとつに滑川町があります。滑川町の合計特殊出生率が1.50(2018~2022年、埼玉県平均は1.16)で第1位、約20年この水準を維持してきました。子ども医療費と学校給食費の無償化を重点政策として掲げ、子育て支援を強力に推進してきたのです。
国で市区町村に対し、学校給食費無償化の財政支援を行えばよいという議論も理解できますが、少子化対策は待ったなしです。県も含めて給食費の無償化を強力に推し進めるべきです。
本日、県議会 #一般質問 に登壇しました。
現場の声を県政に届けるために、全力で取り組みました。若者の雇用環境の改善や孤独・孤立対策など前向きな答弁が多くあったと思います。
雨の中にも関わらず、多くの方々が傍聴に来て頂きました。本当にありがとうございました。
以下、質問項目になります。
1 若者の働き方と雇用環境の改善について
2 給食費の無償化について
3 孤独・孤立者支援について
4 外国人人材の労働相談について
5 外国人の日本語教育について
6 災害対策について
(1)緊急輸送道路沿道の民間建築物における耐震化について
(2)住宅における耐震化について
(3)県立学校体育館の空調設備について
7 脊髄損傷患者に対する再生医療について
8 福祉タクシー券について
9 (仮称)川口北警察署について
昨日、県議会文教委員会の調査で部活動の地域移行に取り組んでいる白岡市を訪問しました。
同市では、中学校を対象に国のモデル事業に参加し、人材確保や費用負担の在り方、運営会社など様々な課題に取り組んでいます。
具体的には、部活動指導のガイドラインを策定し、「地域クラブ活動」では週2日以内に地域の人材が指導。中学校の部活動と合わせて週5日以内の活動日数としています。
「地域クラブ活動」を進める根拠は①中学校教員の働き方改革と②持続可能で多様な部活動を目指すことです。
地域クラブ活動移行のメリットは、専門的な指導が受けられ、競技種目の選択肢が増え、教員の負担が軽減されるとの話がありました。デメリットとして、学校管理下外となることや別途、保険加入や受益者負担が必要となることです。
政府は2023年度から3年間を「改革推進期間」と定め、まずは休日の部活動移行を進めています。
言うまでもなく、学校部活動の歴史は長く、そこで築かれたものは、子どもたちの教育に大きな意味をもたらしました。
その一方で、少子化や教員の負担など時代と共に変化していますので、大きな改革が必要です。
また、地域ごとに取り巻く環境が違いますので、市町村を中心その実状に応じた仕組みをつくる必要があると強く感じました。
大切なことは、子どもたちが教育の一環として、部活動を通じ楽しく成長していくためにどうあるべきか。支える人がいて、部活動ができることを忘れてはならないと思います。
本日、川口市議会議員選挙が告示です。定数42対し、62名が立候補。かつてない大乱戦です。午前中に初出馬の「ごとうるみ」候補の応援に伺いました。
弱者に寄り添う政策の推進を公約に掲げている「ごとうるみ」候補のご支援をお願い致します。
午後から「石橋としのぶ」候補の応援です。
議員提案による川口市マンション管理適正化推進条例を先頭に立って推進してきました。4期16年で、多くの実績がある「石橋としのぶ」候補を押し上げて下さい。
夕刻から「関ゆきお」候補の応援に。罹患率が高い前立腺がんの早期発見のため「前立腺がん検査(PSA検査)の助成制度」を実現しました。市民相談17,000件、実現力ナンバーワンの「関ゆきお」のご支援をお願いします。