本日2月定例会の本会議で新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応について知事追加提出議案が上程されました。以下、説明があった項目の要約になります。
1.国からの要請を踏まえ、特別支援学校を除いた県立学校を臨時休業とする。県内市町村立学校及び私立学校にも同様の対応の検討を働きかける。
2.県立学校の入試については、全日程を必要な感染予防策を講じた上で実施する。
3.卒業式を実施する場合は、卒業生や教職員のみの参加など最小限の規模かつ必要な感染予防策を講じたうえて実施すること。
4.予算対応については、既に、予備費を活用して、専用電話相談窓口の開設や、ウイルスの検査機器の増設、陰圧テントの整備など、当面の緊急的な対策を講じている。
5.現在対応している相談・検査体制を4月以降も継続するための経費や、県民の皆様に正確な情報を届けるため、啓発用リーフレットの作成に要する経費を計上。
6.検査体制や診療体制の強化のため、感染防護具等を購入する経費や感染した方の入院医療に要する経費などを計上。
この結果、一般会計の補正予算額は、
4億5327万5千円となり、当初予算との累計額は、
1兆9607億6827万5千円となります。
なお、2月19日から県制度融資のうち経営あんしん資金の融資対象者要件を緩和し、新型コロナウイルス感染症の拡大により影響を受けている県内中小企業の資金繰りを支援しております。