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川口市 萩原一寿
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  25日日本経済新聞より転載

 厚生労働省は25日、特別養護老人ホーム(特養)に入所できていない高齢者が、2013年度は52万2000人に上るとの調査結果を発表した。前回調査の09年度から4年間で約10万人、24%増えた。厚労省は症状の重い人に限って特養で受け入れる法改正を目指しているが、在宅介護などの受け皿整備も急がれる。

 

 特養ホームは全国に約7800。利用者にとっては食事や入浴、排せつを含め、日常生活全般で手厚い世話を受けられるし、負担額が少なくて済む利点がある。半面、運営費の大半を介護保険で賄い、入所者1人当たりの給付額は月30万円近い。保険財政には重荷だ。

 

 特養ホームへの入所を待つ高齢者は09年度は42万1000人だった。自治体が特養整備を進め、入所者数の枠は09年時点から7万4800人分広がっているが、それ以上に「待機者」が増えた格好だ。入所優先度がより高いとする在宅で重度(要介護4~5)の待機者は、09年度比28%増の8万6千人だった。

 

 今まで特養ホーム入所に関わるご相談は、数え切れないほど頂いてきました。入所を希望される方の状況は、様々ですが、急な発病により入院そして退院後に施設の入所を希望しても中々特養ホームに入ることはできません。特養ホームは負担額が少ないため人口が密集している私の地元川口市においては100人の入所待ちが当たり前です。残念ながら半年や1年待つようになっています。私はご相談を頂いた時にになるべく埼玉県HPの 特養・老健 空所、入所待ち情報をご紹介し、マッチングできるような話をしています。 

埼玉県ホームページ 特養・老健 空所、入所待ち情報はこちら

http://www.pref.saitama.lg.jp/site/koreisya-nyukyo/2-jyouhouteikyou22.html#jump

 

 今回の調査による埼玉県の待機者数は約1万6000人で昨年より微減となっています。昨年度は、17施設で約1700人分の増床の予定でした。今年度も30施設で3600人分の増床を予定しています。

 

 私は5年程前に川口市内のある特養ホームの開所式に出席しました。そこでは定員の約8割100名ほどの入所者数でしたが、経営者の方が言われていた「何とか人が集まって今日を迎えることができました」という言葉を忘れることができません。人と言うのは従事者のことです。私はその時、介護人材の確保にどれだけご苦労されているのかを痛感しました。人材確保のためには報酬などの従事者の処遇改善が必要です。これは税と社会保障の一体改革で財源を捻出し、それに充てなければなりません。

 

 もう一つ大切なのは、特養ホーム以外の受け皿を整備することです。それは、在宅で介護や医療を行う環境の整備です。又、地域包括ケアシステムの構築により、住み慣れた地域で、高齢者が医療・介護・予防・住まい・配食などの生活支援を一体的に受けられる仕組みづくりを市町村の実情を踏まえながら進めていきます。

 

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