令和2年度の補正予算案を含む6議案の上程を受けて開催した臨時議会が5月15日に開催され、議案57号の令和2年度一般会計補正予算案の議案質疑に登壇しました。
議案57号:令和2年度一般会計補正予算(第3号)(令和2年5月15日第3回臨時会)
議案質疑の主な内容
1,2,歳入に関する部分。
- 新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の交付額算出基準と交付の目的と使途の制限はあるのか。
- 第3号補正予算の財源内訳として、市単独財源で実施する事業が含まれていないが、その理由はなにか。
- 民生費:子育て応援支援金給付事業について
3、支給に至った経緯と支援策の内容と支給対象世帯数と対象者数、対象者の該当基準日はいつか。
4、DV等で避難されている対象者は、この給付事業に該当するのか。
- 衛生費:感染症等対策について
5、感染症等の対策とは、どのような対策を行うことなのか。(感染症患者の入院医療費の支給に係る扶助費の計上と感染症対応に要する医薬材料費の追加計上)の内容はなにか。
6、感染が疑われる市民は、検体検査までに費用は掛かるのか。また陽性反応が出て入院した場合はどのくらいの自己負担が発生するのか。
7、検査の結果、当面自宅待機(自宅療養)と指示された場合、市民のとる行動と行政との連絡対応はどのように行っているのか。生活管理はされるのか。
8、市民の相談する基準の変更に伴い、相談者が増加すると見込まれるが、相談者の中で重症の人とそうでない人が同様に相談しようとした場合、電話回線のつながり状況によって、重傷者が相談できずらい場合が危惧されるが、市の対応としての考え方を伺う。
- 衛生費:食品・水質・感染症等検査について
9、この補正予算の事業内容はどのようなものか。
- 商工費:商工業振興について
10、中小企業者事業継続緊急支援金の対象は、市ではおよそ5450社と見込んでいるが、事業規模がどの程度以下の事業者で、市内にどの程度対象企業、個人事業者がいるのか。
11、支給の対象とする売上高が15%以上50%未満の減少の支給根拠とそれ以上を除外する理由は。また、申請においての添付書類などで軽減に配慮した点はあるのか。また、周知の仕方は。
12、飲食業出前支援は、どのような事情で支援を行うことになったのか。
13、事業の形はどのようなイメージとなるのか。
14、出前事業を20~30店の参加を見込んでいるという事は、市が望む形の事業なのか、さらに、希望が予想を上回った場合は締め切りとするのか。
2回目の質疑
15、感染の疑いがある市民の今後の相談の流れは
16、新型コロナウイルス感染症患者及び関係者に対する調査や自粛に関しての協力度の印象はどうなのか。
17、相談の目安基準や療養先が完備した現時点での、新型コロナウイルス感染症についての相談窓口、市民周知について伺う。
18、今回の補正予算では予算措置がされていないが、国において徴収猶予の特例が示されている状況で、川越市では徴収猶予の特例に対してどのように検討しているのか。また、滞納者も増加が見込まれるが、滞納整理に対する考えで、今回の事態で対応や取り扱いにおいて変更を検討しているか。
(市長への質疑)
19、国は令和2年度第二次補正予算の編成に着手しているが、市では国の補正予算の動向とともに、市単独事業で新型コロナウイルス感染症関係の更なる支援策を検討する考えはあるのか、市長の考えを伺います。
以上、公明党議員団を代表しての質疑とする。