Archive for 2016年 2月
川越市議会は19日に開会し、現在昨日までに質疑の3日間が終了しました。今議会では私は昨日までに代表質疑と条例案の質疑の2回登壇させていただきました。
昨日は質疑3日目で一般質問の通告の締め切りでありましたが、私は一昨日に2項目の通告を行い、10番目の通告者となりました。
通告内容の主眼としては、1つは食品ロス問題に言及し、2つ目は川越市の観光客の宿泊場所について質問を予定しております。会派の7名の議員も1名を除いて全員が通告していますので、重複することなく個人的研究課題や公明党として取り組んでいる事案をメインテーマにそれぞれが実施してまいります。公明党らしく現実を直視して市民目線での質問を実施してまいります。
2月25日(質疑2日目)議案第22号「川越市歴史的建築物の保存及び活用に関する条例」について質疑を行いました。
この条例は、建築基準法第3条第1項第3号に規定する「現状変更の規制及び保存のための措置を定める条例」として、歴史的建築物等に建築基準法を適用するのではなく、それぞれの建築物の状態や周辺環境を考慮し、構造・防火・避難等の安全性を確保するための措置を講じることで、その保存と活用の両方を図っていくことを主な目的として定める条例です。
質疑の内容は、1、この条例を今回初めて制定することに至った背景と経緯は何か。 2、今回この条例を制定することに対する制定時期と設定理由はなんだったのか。 3、同様の条例を制定している他の自治体は有るのか。(京都市、兵庫県、神戸市、横浜市、福岡市の5自治体が制定している。) 4、川越市に対象となる建築物はどの程度存在するのか。(129件確認) 5、対象と指定される建築物は、すべて条例を適用させなくてはならないのか。 6、対象建築物の所有者に市が登録の申請を促すのか、それとも、所有者の自己判断で申請をすることと成るのか。 7、条例の施行時期と半年間近くの猶予を置く理由は何か。 8、条例制定の効果は何が見込まれるのか。 9、条例の保存建築物に登録したのちに、所有者から登録を抹消する申し出ができるのか。 10、工事完了後に市長に検査の申請を申し出るのに4日間の期間を定める理由と特例は。 11、条例に違反した場合の罰則規定や罰金の金額の妥当性は。 12、条例の22条と23条において、同一事案において二重の罰則が適用されるように見受けられるが、その通りなのか。 13、条例制定に伴って、所有者に対する支援策はなにか見込まれるのか。
以上の13項目にわたって、初めての条例の中身について質疑を実施してきました。(平成28年2月25日)
3月議会の代表質疑が2月24日午前10時から開始され、7名の代表の2番目として公明党議員団を代表して私が質疑を行わせていただきました。代表質疑は申し合わせで一人の持ち時間が45分以内であるため、私も15項目に絞り、5項目を川合市長に答弁を求め、、10項目の個別事業は担当部長に答弁を求めました。
大泉の質疑の内容は下記の15項目に集約して行わせていただきました。
1、川越市は平成28年度からの第四次総合計画に基づき、計画を進めるわけでありますが、計画に示した将来人口35万人を維持する計画だが、人口構成のバランスを維持したうえでどのように計画を進める考えか。(市長に)
2、第四次総合計画では、「子ども・子育て」を新たに8項目の一つに計画しているが、子育て支援の考え方及び第2子、第3子出産につながる独自政策はどのような事を計画しているか。(市長)
3、川越市の観光行政を振り返り、今までの取り組みを検証し、市内の市街地中心型観光から全市的な観光行政を関挙げるべきだが、その考え方をうかがう。(市長)
4、小学校の普通教室にエアコンを導入する計画に対して、3か年計画となった理由と導入計画の方法をうかがう。(市長)
5、2020年東京オリンピックと平成34年の市政100周年記念の大きな節目を、市としてどのように有効活用するのか、そして、市民へ何を残す考えなのか伺う。(市長)
6、市の当初予算は3年連続で1100億円を超えたが、市税収入など固定的な税収のバランスと比較して妥当な予算編成なのか。そして、市債残高の増加をどのようにとらえているのか。
7、団塊の世代が75歳に到達する2025年対策としての川越市が取り組む地域包括ケアシステムの概要と、市民地域のかかわり方をうかがう。
8、歴史ある川越は公共施設やインフラ設備の老朽化も課題だが、今後の更新を含めて社会資本マネジメントをどのように推進していくのか。
9、都市部と公共交通の充足していない地域との格差は年々拡大してきているが、今後さらに高齢化の進む中で、中心部との交通アクセスをどのように解消していく考えか。
10、鉄道駅のホームドアは安全対策上、大変重要な事業だが川越駅での費用と川越市の負担は、そして他の駅に設置するなどの設置の基準などはどのようになっているのか。
11、自転車シェアリング事業は順調に進んでいるように見受けられるが、現状と今後の事業展開について伺う。
12、新斎場建設現場の周辺対策として進めている公園整備計画の概要と周辺の環境整備計画について伺う。
13、マイナンバーカードを活用してのコンビニでの住民票交付などの事業の事業内容とセキュリティ対策について伺う。
14、学校無線LAN計画の事業内容とタブレットの仕様方法、情報の安全対策についての対応をうかがう。
15、国際化やオリンピックを見据えて児童生徒の日常英語力の向上は重要と考えるが、目標値などを定めて英語会話力の向上に努めていく考えか、うかがう。
以上の15項目をおよそ40分をかけて質疑(答弁時間も含む)を行いました。
2月20日待望の本川越駅西口のオープン式典が挙行されました。
式典では川越市、埼玉県、西武鉄道や地元地権者などが参加して小雨も少しちらつきましたが、盛大に開催されました。
川合市長のあいさつや福永信之県議会議員などの来賓祝辞が披露され、さらに地元富士見中学校の演奏なども披露されて歴史的なオープン式典でありました。式典のテープカットが行われた後、一斉に西口が解放されて、本日からの利用開始となりました。
この西口開設には、平成3年からその動きは始まりましたが、地元として活動してきた公明党の前代表を務められた清水京子前市議会議員の活躍は見逃すことができません。20年の議員生活で常に開設に向けた取り組みや議会質問を繰り返し実施してこられていました。私も2期8年一緒に活動してきて、本当に地元を考えて活動されてきました。この日の式典に参加されていないことが本当に残念でありますが、議員とは自分が賞賛されるよりも、地元の方が喜ぶ仕事を残せるかだとつくづく感じた式典でもありました。