「そなえ館」は、今回の特別展とは別に、常設展として2004年10月23日午後5時56分に発生した新潟県中越大震災に対して、その教訓をもとに、震災を学ぼう!いざ、に「そなえ」よう!!と、自身を疑似体験して、発生から復興までを月日の時間経過をたどることで、防災意識を再認識させる目的で、いざ、という時の、そなえ、を目的に設置されているものと受け止めました。

 会場には、「17:56シアター」、でスタートして、「展示スペース」、この展示では、地震から3時間後3日後3か月後、そして、3年後、とした時間経過で、被災された市民が、災害から避難し、そして避難所生活から日常生活を復興に向かうまでの活動や実態を克明に示されていました。さらに、地震動シュミレータもあり、震度7の揺れを体験するものです。会場の展示には、音声説明を受けることも出します。

 シアターもその震災のすごさを感じるには十分ですが、特に展示コーナーでの説明の中で、避難所生活の実態には驚きと共に大きな教訓を受けました。それは、災害の3日後から3か月後の展示で、実際に避難所生活をされている場所が、市が指定した場所以外にもいろいろな場所に避難され、そこで避難所生活が開始されている実態調査の説明を受けたところでした。〇〇さんの庭、〇〇宅の脇、〇〇の空き地、などなどその場所を集計した表を見ても、指定避難所以外の場所が避難所になっている状態でした。話を聞いていて、やはり、現実ではそのような事態は起こりうる光景だと実感をいたしました。特に、大型ビニールハウスの中が、長屋形式の避難所になっていた写真では、驚きを隠せませんでした。

 今回視察を行った「そなえ館」は、中越メモリアル回廊の中の一つで、4施設(長岡震災アーカイブセンター:きおくみらい、おぢや震災ミュージアム:そなえ館、川口きずな館、やまこし復興交流館(計画中))3メモリアルパーク(妙見メモリアルパーク、震央メモリアルパーク、木籠メモリアルパーク)で、中越メモリアル回廊を構成していますが、説明を受けたナビゲーター(看護師)の説明では、これら7つの施設を分散することは、被災地・中越地域をそのまま情報の保管庫として多くの方に、現地で知っていただきたいとの試みとのことです。

 そして、それぞれの拠点施設をめぐり、震災の記憶と復興の軌跡に触れていただく中で、新潟中越大震災の巨大な実像を現実のものと理解していただく中で、そこから立ち上がり、復興に取り組んだ人々の姿を広く発信していく試みがあるとのことです。

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