9日会派の6名の議員(清水京子団長、小ノ澤哲也、近藤芳宏、桐野忠、中村文明と大泉かずお市議)で静岡市にある静岡県地震防災センターで実施される「HUG体験研修会」に参加しました。
この「避難所HUG」とは、いつ発生するかもしれない災害における避難所での生活に対する運営の立場になったときの、避難所運営を皆で考えるための一つのアプローチとして静岡県が開発したものです。
避難者の年齢や性別、国籍など、それぞれの避難者が抱える事情が書かれたカードを、避難所の体育館や教室の見立てた平面図にどれだけ適切に配置できるか、また、避難所で起こる様々な事態や出来事にどのように対応していくかを模擬体験するゲームです。
プレーヤーは、このゲームを通して災害時要援護者への配慮をしながら部屋割りを考え、また、炊き出し場や仮設トイレの配備などの生活空間の確保、視察や取材対応などの出来事に対して、思いのままに意見を出し合ったり、話し合ったり、グループ全員でゲーム感覚で避難所運営を学んでいただくシステムです。
HUGのH(hinanjo避難所)、U(unei運営)、G(gameゲーム)の頭文字を取ったもので、英語の「抱きしめる」という意味のようです。避難者をやさしく受け入れる避難所のイメージと重ね合わせて名づけられたそうです。
当日は、我々6名のほかに、岩手県盛岡市議会の委員会議員や町田市議会の議員、北名古屋市議会議員、埼玉県内の市議会議員、神奈川県内の市議会議員など総勢44名の参加で午前9時から開始されました。
参加者は名簿により指定されたテーブル7つのテーブル(6~7名)に分散され、私たち6人も別々のテーブルに振り分けられました。
テーブルに広げられた模擬避難所に、総合進行役が指示する避難者の戸別カードや緊急連絡、連絡事項などのカードを順次読み上げていく中で、避難所スペースを状況に配慮しながら部屋割りをしたり、仮設トイレ、仮設テントの設置、緊急車両の受け入れや、車避難者の受け入れ、幼児や高齢者、病気などの諸条件の課題に対して、それぞれの事案にたいして、グループで協議して受け入れ先や方法、部屋区分などを決めて、避難所運営を体験するゲームでしたが、次々と避難者を迎え、その条件を吟味していくことのむずかしさ、世帯で避難されても構成が異なり、その対応を協議しているうちに次の避難者が来るなど、保留してしまう事案も多く出てしまいました。およそ1時間の間に200件を超えるカードを順次整理して対応することのむずかしさは、災害時の緊急性を考慮した上では最適な訓練だったように思われました。災害時は、運営側(避難所)の事情で制限できるものではなく、一時に想定できない対応が求められることも発生します。瞬時に決断して対処する運営側の心構えや対応でパニックを防止できることも理解しました。このような模擬的なゲームでも、実際に対応を求められた場合の課題が体験できるので、このような模擬研修をぜひとも、日常の災害訓練でも実施することの大事さを学びました。今までの訓練では基本的には参加者は「視覚」(一部体験もあるが)で災害時を想定して訓練を学びますが、しかし、今回の訓練では、それぞれの参加者が「頭(脳)」で事態の対応を考え、結論を出していきます。このような訓練も今後は大いに取り入れて実施することが求められると強く感じられ、川越市で取り入れていくべきと考えました。 参考にこの模擬ゲームを購入していこうと考えましたが、現在在庫が無いようで注文(2~3か月先?)になるとの説明でした。(1セット6,700円)
静岡県地震防災センター
静岡県静岡市葵区駒形通5丁目9番1号(054-251-7100)
HUG体験ゲーム(照会先)
静岡県静岡市葵区駿府町1-27勝山ビル NPO法人静岡県作業所連合会・わ(054-272-3730)








