Archive for 2012年 2月
18日午後1時半から午後5時まで東京都中央区の浜離宮朝日小ホールで開催された、朝日新聞社主催の「放射線と向き合う~食品と安全」シンポジウムに応募し参加してきました。
当日は基調講演と現場報告、パネルディスカッションに分かれて進行し、最初に主催者からの開催のあいさつが行われました。
基調講演とQ&Aコーナーでは、講師が大分県立看護科学大学教授の甲斐倫明教授により、放射線のリスクコントロールを中心に、放射線・放射能の用語に関する説明、健康影響、内部被ばく・外部被ばくのリスク、チェルノブイリ事故の影響、食品管理の考え方など、報道と日常生活上の現実的な問題などをおよそ70分後援されました。また、受講を申し込む際に希望者から出された質問内容について、5名程度の質問に説明をされました。
続いて行われた現場報告では、3名の方から活動報告が行われました。
1、「横浜市民測定所」を今年3月に開設予定をしている、市民団体の代表の安田とし子さんからの「市民が取り組む~食品と安全~」と題して活動報告
2、㈱大地を守る会の戎谷徹也氏による「放射線測定体制」についての活動報告
3、いわき市農林水産部農政水産課の鈴木英規しによる「いわき農作物見える化プロジェクト」の活動報告
最後に登壇者全員とコーディネーターに朝日新聞の編集委員の大村美香氏が加わりパネルディスカッションが行われて、終了しました。
当日は、開始後の写真撮影と録音が禁止されましたが、当日の内容は朝日新聞の朝刊に今月後半掲載されることが説明されました。
16日会派議員と2名で柏市の「柏の葉国際キャンパスタウン構想」を視察に行きました。当日は午前10時から「UDCK」(柏の葉アーバンデザインセンター)で柏市の職員や議員などを対象に説明会が実施されておりましたが、石黒 博副市長の配慮で私どもも参加させていただき、約2時間の説明を受けることができ、当初予定していた視察以上の成果を得ることができました。詳細は後日別掲いたしますが、柏市・三井不動産・東京大学・千葉大学などの官・民・学の連携による「総合特区と環境未来都市に指定された柏市・柏の葉キャンパスにおけるスマートシティの取り組み」を学ばせていただきました。
説明会では、柏市の秋山浩保市長も参加され、あいさつと市としての取り組みについて説明をされていました。
現地視察で柏の葉キャンパス駅西口のEVを活用したシェアリングシステムの実証実験現場も視察を行いました。
午後からは東京大学大学院(環境棟)の新領域創成科学研究科での「オンデマンド交通システムー大都市郊外の住宅地における展開ー」について、説明を受けました。当日は京都府久世郡久御山町の議員3名と同席する形での説明で、午後2時から4時過ぎまでしっかりと説明を受けさせていただきました。
14日さいたま市の市議会を傍聴しましたが、昼休みに市役所内を見学しました。その際に感じたことは、市民が一番利用する1階のフローには正面入り口に案内係のコーナーがありましたが(これは通常どこにもあるようです。)、各手続き窓口の案内には、該当する窓口を番号で知らせることで、お客はその赤い大きな番号を目指して進むことで、スムーズに移動することができるように感じられました。
また、正面玄関前にはEV(電気)自動車のタクシー乗り場があり、さらに傍には急速充電設備が備わっております。先日も確認しましたが、当日は電気自動車のタクシーが急速充電器を利用していました。電気自動車の利用促進を市内全域(区役所)で推進しているだけのことはあると改めて関心をいたしました。