市議会経済懇談会があり、今年は日銀松本支店の岡本宜樹支店長に講演して頂きました。私は中国経済は下降傾向かと思っていましたが、公共事業にもしっかり国家予算を盛り込み、漠買いも止まらない状態。財政政策が景気を下支えし個人消費も好調。日本の企業収益も好調で、失業率が下がり給与は少しずつ上がっている。ただ地方は、賃上げを見送っている実態があり人手不足。長野県は、ものづくり産業の県。中でも汎用機械・電子部品のウェイトが高く、この業種は中国が力をつけてきた業種と同じ。その為、価格下落になり労働生産性の低下に繋がっている。これからは設備投資をしていく時期。との話でした。オリジナルの開発も必要と思いました。長野県は、まだまだ経済を伸ばせる分野があるとのことで、松本市に起業家や小規模事業者を一層後押しする政策を要望したいです。
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議員活動における調査・研究、議会改革の一環として、「再生可能エネルギーの現状や課題等」に関する市建設環境委員会研修会を開催。信州大学工学部の田中厚志教授からは「再生可能エネルギー導入のメリットとクリアすべき条件」と題しての講演を伺いました。現状、日本のエネルギー自給率は原子力を除くと4.4%しかない。原子力を含めて19.5%。経産省は長期的方針で概ね25%に改善させたいとしている。その内再エネを14%程度まで上げたいと。再エネの中での小水力発電への期待として、地域密着型を目的にすると買取年限後も持続可能な事業になるのではとのお話でした。また、同じく信州大学工学部の飯尾昭一郎准教授からは「小水力発電に関する話題提供」と題して講演を。水車の種類は多く、新技術も開発されている。小水力発電は、地産地消の考え方で捉えることが重要で、メイドイン信州での取組みを活性化させたいとお話し頂き、本市も取組みを加速させるべきだと思いました。
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市景観シンポジウムが開催。1部は表彰式、応募件数22件の中から「ささべ認定こども園 保育課」が最優秀景観賞に。その他部門賞6件、奨励賞8件。受賞の皆様、おめでとうございました。2部はフォーラム、「まちなか居住と生活景」の題で千葉大学名誉教授の北原理雄さんから基調講演。「まちなか居住は生業と交流に支えられて安定する。人びとの暮らしがまちを元気にする」と。研究報告の後、「工芸のまちとライフスタイル」をテーマにパネルディスカッション。日本は外国と違い、家庭では家族それぞれ自分の箸がある。暮らしを楽しむ=工芸を楽しむ文化が存在する。この発想で工芸家は作品を製作している。又、まちの魅力を知るには歩くこと。とパネラーから話があり、なるほどと思いました。
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