納税の義務を知らない人…
私が受けた相談者の青年には何らかの発達障がいがあります、本人も生きづらさを感じるものの解決すると言う考えはありません。母を知らず父や兄弟からは否定されたと思い、高校生の時に家をおい出され、学校は卒業したけれど正規雇用にはつけず、アルバイトで生計を立てるものの「納税」と言う概念はなく、生きる分アルバイトする分市県民税、国保税、国民年金の滞納と延滞金が増えるのです。
国民の3大義務なんて知らない….
漢字の書き順や計算間違いをすればこと細かに叱られた、なのに納税の義務をいつどこで誰がこの青年に教えてくれたのでしょうか、義務も常識もあたりまえではなく丁寧に教える社会が必要です、ここに挑戦できるのは議員の使命だと私は思います、議員の仕事に定時も定休日もありません…
社会で生きづらさを感じ借金を繰り返すその先には犯罪と言うゴールが待っているかも知れません。自己責任や家庭環境や親の育て方でかたつけるのではなく、重層的支援、重層的制度の取り組みが必要なのです。