纒向(まきむく)遺跡とは
桜井市域の北部、JR巻向駅周辺にひろがる纒向遺跡は初期ヤマト政権発祥の地として、あるいは西の九州の諸遺跡群に対する邪馬台国東の候補地として全国的にも著名な遺跡です。この遺跡は広大な面積を有する事や、他地域からの搬入土器の出土比率が全体の15%前後を占め、かつその範囲が九州から関東にいたる広範囲な地域からである事、箸墓古墳を代表として、纒向型前方後円墳と呼ばれる纒向石塚古墳・矢塚古墳・勝山古墳・東田大塚古墳・ホケノ山古墳・南飛塚古墳、前方後方墳であるメクリ1号墳などの発生期古墳が集中して築かれている事、農耕具が殆ど出土せず、土木工事用の工具が圧倒的に多い事等々、他の一般的な集落とは異なる点が多く、日本最初の「都市」、あるいは初期ヤマト政権最初の「都宮」とも目されています。


