公明党橿原市議団を代表して一般質問をいたしました。
1、橿原市斎場・墓苑について・・・・森下市長より家族葬等少人数対応のできる斎場をとの答えあり
2、市営図書館について(web図書館や絵本の充実等)・・・検討、研究の答弁
3、期日前投票の手続きの簡素化について(宣誓書の事前記入)
以上、3項目です。
以下は1回目の質問内容です。
第1番目は、橿原市斎場・墓園についてであります。
近年の社会状況は大きく変化しています。今日の少子化や核家族化そして高齢社会の到来であります。個人意識の変化により、斎場や墓地に対する要望もかわってきています。本市斎場も昭和62年にできて長年経過し、見直す必要があるのではないかと考えますが、この点についていかがお考えでありましょうか。
まず確認いたします。火葬の年度毎の推移は平成17年度より1,063件、18年度1,125件、19年度1,180件、20年度1,206件、21年度1,324件であり、そして、橿原市営斎場の使用状況は平成17年度から168件、18年度150件、19年度154件、20年度125件、21年度120件と確認いたしておりますが間違いないでしょうか。
火葬の件数は年々増えてきていますが、市営斎場の使用の利用は減ってきています。橿原市の指定葬祭業者8社の状況はどのようなものでしょうか。多くの業者は最近自前の葬儀場をもっておられます。また、葬祭専門の施設も市内にも建設されております。市としてどのようにお考えでしょうか。
橿原市斎場管理運営に関する規則第4条には、「申請者は、葬祭場において葬祭業者に委託して通夜又は告別式等の葬祭を行う場合は、市が指定する葬祭業者に委託するものとする」とあります。葬儀を市の指定業者に委託しなければ利用できないとの条文と理解いたしますがいかがでしょうか。
葬祭業者に委託しないで、申請者である市民の喪主が直接利用できるのでしょうか。
また、橿原市指定葬祭業者に関する規定第2条に「橿原市の区域内で営業のための店舗を有し、かつ5年以上継続して営業をおこなっていること。」と規定していますが、指定業者認定の申し込みがあるのでしょうか。状況をお聞かせください。
また、合奏式墓地の計画を進めておられますが、その状況、墓地販売の予定をあわせてお聞かせ下さい。
第2問目は、市営図書館について、図書の購入、利用及び電子書籍・電子図書館等についてであります。
今年は2008年の国会決議で、全会一致で採択された「国民読書年」であります。
わが国では「本離れ」「活字離れ」が指摘されて久しいですが、本に親しむ環境づくりは着実に進んでいます。公明党が強く推進してきた学校での「朝の10分間読書運動」や、家庭や地域における「読み聞かせ運動」、赤ちゃんの健診時に絵本をプレゼントする「ブックスタート運動」を展開し大きな効果を出しています。
読書は想像力や考える力などを培い、他人を思いやる心など豊かな人間性を育む源泉です。逆に、読書離れによる言語力などの低下は、将来的な日本文化の衰退にもつながりかねないため、これからも読書環境の充実、文字・活字文化の振興へ全力で取り組まなければなりません。
まず、小中学校の図書購入費についてであります。現在、小中学校の図書館の図書の状況というのは、非常に厳しいものです。
学校図書館図書標準(H5年文部省設定)において、18学級の小学校では10,360冊、15学級の中学校では12,160冊となっており、当市の現状は、平成22年予算特別委員会で小学校の図書の充足率は46%であるとの答えでしたが、改善していますか。(20年度16小学校・293学級・平均18.3クラス、6中学・121学級・平均20.1クラス)
小学校の図書購入予算10,375千円、中学校7,590千円が22年度の予算額です。
予算の増額が必要と考えますが、なかなか予算の増額が難しいと思いますので、予算の使い方で提案いたします。
現在、団体貸し出しという形で橿原市立図書館との連携の中で、必要な冊数等及び希望される本を調達で対応していますが、市から学校への団体貸し出しについては、橿原市の小学校16校及び中学校6校のうち、登録件数につきましては小学校14校及び中学校1校が登録し、1校500冊ということで、2カ月間の貸し出しである。その間、学校で生徒たちが利用していると確認しています。
優良で必要な図書の購入のために、小学校・中学校の図書購入費をまとめて、市として図書館で購入し、学校への貸し出しを充実していくことを考えられてはいかがでしょうか。図書館の専門性を生かすことで、今まで以上に市として計画的に購入を進めることが可能となるのではないかと思います。考えをお伺いいたします。また、貸し出しの登録推進状況は、どうですか。
図書館の図書購入数が、17年17,746冊、平成18年6,935冊、平成19年で6,573冊、平成20年6,494冊、平成21年5,423冊と確認いたしました。
平成17年度に蔵書数が30万冊を超え、一応当初の目標である30万冊というのが達成したとのことで、予算が減額されたと思われますが、蔵書内容等を考慮していかがなものでしょうか。21年度の資料で322,574冊とありますが、必要と考えられる図書の見直しができているのでしょうか。橿原市図書館の今後の姿をどのようにお考えかお聞かせください。
図書館の盗難防止セキュリティーゲートが設置されました。
19年度の不明になった件数806件、20年度685件、21年度761件と確認しています。今後の見込みと、未返却本の借主の内訳はどのようになっていますか。数と市内市外の内訳をお教えください。
続きまして、電子書籍・電子図書館について質問いたします。今年は、「電子図書元年」と言われています。
電子書籍とは既存の書籍をデジタル化しパソコンや電子書籍リーダーなどで読めるようにしたもので、iPadやアマゾンのキンドル、シャープのガラパコス、ソニーのリーダー等の登場を受けて、今後、国民のニーズが飛躍的に高まると予想されています。そうした中で、東京都千代田区の区立図書館はいち早く電子書籍の存在に着目し、平成19年11月、インターネットを使って電子図書を貸し出す「Web図書館」をスタートさせました。国内の公共図書館としては初の試みで、開始以来広く注目を集めています。
同Web図書館では政治経済・文学・語学など様々なジャンルの電子図書を提供しており、その数は、平成22年10月現在4,745タイトルに及びます。利用者はインターネットを介して24時間365日いつでも貸し出し・返却ができるため、わざわざ図書館に出向く必要がありません。千代田区立図書館の利用登録(貸し出し券の作成)と利用者ログインのパスワード設定さえ行えば、千代田区の在住者、在勤者、在学者なら誰でも利用可能です。
貸出数は、1回5点まで。貸出期間は2週間で、これを過ぎると自動的に読めなくなります。貸し出し、返却ともにインターネットで行われるので、図書館に足を運ぶ必要はありません。文字拡大・縮小機能、自動読み上げ機能、自動めくり機能、音声・動画再生機能などがついているので、文字を見やすい大きさに変えたり、英文の発音を聞いたりできます。学習参考書などの場合、重要な箇所に、マーカーで色をつけたり自分の回答を採点させたりすることも可能です。絵本は登場人物が動いたり、音楽が流れたりします。同区では、忙しくて図書館に行く時間のないサラリーマンや、外出が困難な高齢者が気軽に利用できるサービスを向上させる観点とともに、限られたスペースの中で蔵書を増やしていく観点などからも、Web図書館の拡充を図っていく方針です。
利便性だけでなく、従来の図書館建設に比べて準備予算が少額です。Web図書館の大きな利点として、本来図書を収納するはずのスペースを確保する必要がなく、従来の図書館よりも比較的小規模のキャパで設置が可能であることが挙げられます。
しかも、電子図書の導入で、従来の図書館との違いは管理面だけではなく、運営コスト面でも大変安く出来ることです。Web図書館では規定の返却日がくると、延長手続きをしなければ、パソコンで読めなくなるので、書籍の返却の遅延や破損は無く、返却の催促も不要で、書籍の盗難、未返却もありません。盗難、破損、未返却などの損失がゼロであることを考慮すれば大きなコスト削減になるのではないでしょうか?
またデータとして保存することから永久保存できるなど多様な可能性が広がります。
図書館の利用改善・推進を図る観点からも、「Web図書館」の導入を検討していただくよう、お願いします。
WEB図書館導入へ向けた本市のご所見をお伺いします。
第3問目は、期日前投票手続きの簡素化についてであります。
期日前投票とは、2003年の公職選挙法改正により、これまでの不在者投票制度のうち「選挙人名簿に登録されている市町村と同じ市町村において有権者が投票する」場合について要件を緩和する形で新しく設けられました。投票日前でも投票箱に投票できる制度です。従来の不在者投票のように投票用紙を封筒に入れてそれに署名をするといった手続きが不要となり投票が大幅に簡素化されました。仕事等による場合・学業等による場合・冠婚葬祭等による場合等、また住居移転のため他市町村に移住の為投票当日に投票場に行けない見込みのときに期日前投票ができます。以前行われていた不在者投票は、封筒に入れるなど大変手間がかかりましたが、期日前投票は直接投票箱に投函ができ全国的に見ても年々増加傾向にあります。
橿原市においても、期日前投票率は、
衆議院選挙では、17年9月7.1% 7,129人(66.56%)、21年8月11.84%11,865人(69.29%)期日前投票率4.16%アップ4,736人の増、
参議院選挙では、19年7月8.74%8,811人(57.92%)、22年7月9.78%9,847人(56.29%)投票率は▲1.63%ですが期日前は1.04%アップとなっています。
約有権者の1割の方・1万人前後の方が期日前投票されています。しかしながら、期日前投票の導入により手続きは簡素化されましたが、期日前投票を行うには、指定された投票所に行き投票日当日に投票にいけない理由を宣誓書に記入し提出する必要があります。その宣誓書には投票人の住所・氏名・投票日に投票所に行けない理由を記入することになります。しかし、「親族が、高齢者の方など本人の体調の良い時に期日前投票に連れて行きましたが職員のまえで記入するのに緊張して大変であった」という声を聞きました。期日前投票において、他市では宣誓書を投票入場券と同封しているところや(神奈川大和市)投票入場券の裏側に印刷されたところがあり(北海道富良野市)、自宅で記入し投票所に持参することで投票人がリラックスして投票を行うことができ、事務手続きがさらにスムーズに行うことができ投票率がアップしているところがあることを知りました。法令には、選挙人は、公職選挙法第48条の2第1項の規定に「投票をしようとする場合においては、同項各号に掲げる事由のうち選挙の当日自らが該当すると見込まれる事由を申し立て、かつ、当該申立てが真正であることを誓う旨の宣誓書を提出しなければならない。」とあり、記入場所の指定はなく自宅での記入の可能と思います。高齢者・障がい者またその場所での記入に戸惑う方々への配慮として、普段行き慣れていない投票所で記入する心理的負担が減り、事務手続きも簡素化されると思いますが今後の橿原市の対応をお伺いいたします。以上で第1回目の質問といたします。


