会派のメンバー4名で、10月24日、世田谷区の若者の居場所「希望丘青少年交流センター・アップス」を視察してきました。
世田谷区には、青少年交流センターが3か所あり、ここ以外に野毛と池ノ上にあります。区として若者の抱える様々な課題の解決やニーズを把握しそれに応えようとする強い意志を感じる施設でした。
39歳までの若者のための施設ですが、利用者の多くは小学生から大学生までとのこと。
コンセプトとしては、「誰もが自分らしく過ごせる場所」で、一人ひとりの理想の居場所にしていくために若者自ら日常的に企画に参加しています。学びや音楽活動などのほか若者同士のコミュニティの醸成につながる事業が主ですが、一方で、不登校の児童生徒や、生きづらさを感じる、仕事がうまくいかないなどの理由でひきこもってしまった若者などの支援も「せたがや若者ステーション」「子ども家庭支援センター」「児童相談所」など他の機関と連携を取り支援しているとのこと。
整備前から若者に参加してもらい計画作成を行ったそうで、音楽スタジオ、学習室、カフェキッチン、多目的ホール。交流スペースなど、随所に若者意見が反映されていました。
音楽スタジオには十分な楽器が用意してあるのには驚きました。多目的ホールでは、卓球など楽しめるとともにバンドの発表などもでき、かつDJのスペースもありました。ここから巣立つミュージシャンも誕生するのではないかと感じました。
多目的スペースには、書棚もありましたが、若者のリクエストに応じすべて漫画でした。行政が考えるとこうはならないでしょうね。
また、年1回、予算1万円および10万円の範囲で自由な提案を行うそうで、採用されたものとして地域のイベント等で活用できる屋台の提案があり、10万円の範囲で若者が自作したそうです。エレベーターに入る大きさなので小ぶりでしたが、地域のイベントにも参加するなど、地域との良好な関係がうかがえました。
残念ながら全国的にも”若者の居場所”といえる施設は少ないのですが、子ども基本法、子ども若者育成支援推進法の理念の実現のためにも必要な施設と考えています。
墨田区で実現するために今後機会をとらえ訴えてまいります。
【見える化5点セット】
行財政改革を進めるうえで、大事なことは区民の方に区政への関心を高めていただくことと決め、そのために“区政の見える化”を一貫して主張してきました。はじめは見える化3点セットからスタートし現在は見える化5点セットとして取り組んでいます。
① 財政の見える化
財政状況がどうなのか?区民の方の関心も高いと思います。そこで、財政白書の作成を主張。区は2019年に初めて財政白書を作成し、財政状況の推移の把握とともに現状分析も可能となりました。今後は毎年発行するよう求めていきます。
https://www.city.sumida.lg.jp/kuseijoho/gyoseikaikaku_zaisei/zaisei/zaiseihakusho.html
② 事務事業の見える化
地方公共団体は一般的に予算の付く事業を1500~2000も行っています。それらの費用対効果を検証することは議会として大きな仕事。事業実施の根拠となる法令等や計画、実施開始から今日までの経緯、直近6年間の予算額・決算額の推移及び事業評価などを簡潔にまとめ事務事業の見える化を進めました。
公務員を目指す人にとり、行政がどのような仕事をしているのか調べる参考書にもなります。
https://www.city.sumida.lg.jp/kuseijoho/gyousei_hyouka/r4gyouseihyoukakekka.html
③ 予算編成の見える化
予算編成権は区長の最大の権限ですが、各部課から上がる予算要求が査定を経て決定に至る過程を可視化することは、透明な区政実現のため、また区民に説明責任を果たすうえで不可欠です。長年公開されてこなかった編成過程の公開を求め続け、現在では議会の予算案審議の参考にしています。
https://www.city.sumida.lg.jp/kuseijoho/gyoseikaikaku_zaisei/zaisei/yosanhensei/R5yosanhensei.html
④ 議会の見える化
議会は何をしているかわからない?といった声をよく聞きます。これが私が一貫して議会改革に取り組んできた動機です。懸命に議会活動をしている議員として、適正な評価をしていただき、その結果区議会への関心を高め、投票率を上げたい、この思いで議会改革に取り組んできました。その結果早稲田大学マニフェスト研究所の議会改革度ランキングで5年連続23区でトップに立つなど評価されていますが、区民の関心が今一つであることに変わりありません。今後は若い世代も含め広く区民から注目される存在となるよう一層の改革を進めていきます。
⑤ 補助金の見える化
税金の適正な執行を検証するうえで各種補助金の見える化を進めることはとても重要ですが、定期的に区内部で検証しているもののそれだけでは不十分といえます。東京都の「補助金サーチ見える化ボード」を参考に、補助金の種類、対象などの類型を整理することと適正な執行であるかどうかの評価について、外部監査など有識者の力を借りる必要もあると考えています。

あけましておめでとうございます。
コロナ禍の中ですが、あらゆる困難を克服し希望の持てる年にしてまいりたいと思います。
佐藤優さんの書評で知った「武漢日記」
武漢に住む中国の著名な女性作家・方方(ファンファン)さんが発信し続けた60日間の記録です。
昨年2月24日の日記には次のような記述があります。
「ある国の文明度を測る基準は、どれほど高いビルがあるか、どれほど速い車があるかではない。
どれほど強力な武器があるか、どれほど勇ましい軍隊があるかでもない。
どれほど科学技術が発達しているか、どれほど芸術が素晴らしいかでもない。
ましてや、どれほど豪華な会議を開き、どれほど絢燗たる花火を上げるかでもなければ、どれほど多くの人が世界各地を豪遊して爆買いするかでもない。
ある国の文明度を測る唯一の基準は、弱者に対して国がどういう態度を取るかだ」
本年は、政治家の発言がとても重要な役割を果たす1年となります。
この言葉を重く受け止め、区民の声を区政に届けるよう活動してまいります。
本年もよろしくお願い申し上げます。
私には、忘れられない光景があります。
10年ほど前のこと。ある若手の芸人さんから仲間で企画した演芸会があるので、観にくるようお誘いをいただき行ったところ、観客はなんと私一人。
落語、漫談、講談、マジックなどなど・・・若手芸人さんが私ひとりのために熱演してくれました。
アルバイトなどをしながら、芸の道を磨く厳しさの一端を垣間みたとともにアーティストが活躍できる舞台の裾野を広げなければならないと感じました。
新型コロナの関係でつらい思いをしている方が大勢います。
アーティストや関連した仕事に携わっている方や団体、また、小劇場、ミニシアター、ライブハウスなども含め、文化・芸術への支援を収束後も見据えもっと拡大しなければなりません。
国の第2次補正予算案に約560億円の文化芸術予算が盛り込まれたことから、一刻も早く成立させ、すみずみまでいきわたるようにしなければいけません。
<一律10万円の給付>
多くの問い合わせをいただいていることについて整理してみました。
・基準部は4月27日なので赤ちゃんは同日生まれまでが対象(出生届は後日でもOK)
・年金受給者も給付されます。
・生活保護受給者も給付されます(収入認定されません)
・DVや離婚調停中で別居中の配偶者に対しても適切に給付(事前申請などの手続きが検討されています)
・受取口座は世帯主の口座でなくても可
これ以外にも、銀行の借金や税金の滞納を理由とした差し押さえなどを懸念されている方がいらっしゃるとお聞きしています。公明党としては、こうした事態は、配偶者やお子さんに現金が届かず政策の趣旨が達成されないことから、金融機関などによる差し押さえを禁止する法案の成立を補正予算と合わせ目指すとしています。
【チーム議会】【菊の日や もう一度紺がすり 着てみたし】
墨田区議会では、大瀬康介議員に対する懲罰動議を審査するため、懲罰特別委員会が設置され、本日第1回目の委員会が開会されました。
12月5日に大瀬議員の担当部長に対する発言が、地方自治法第132条で禁止されている他人の私生活にわたる言論に当たるのではないかとのことで、自民党会派のうち4人から提出されたものです。
地方議会は言論の府であり自由な言論を通じ墨田区の意思を決定する役割がありますので、議員の発言は最大限に保障されなければならないものです。他方、だからと言って何を発言してもよいかというと当然禁じられていることもあるわけです。
以上を前提に、懲罰を科すことは当該議員の活動に不利益を及ぼすことになりますし、処分の内容によっては議員の身分にも関わりますから、慎重かつ丁寧な議論が必要であると思っています。
今日は、提出者からの説明と質疑、大瀬議員の一身上の弁明、当該部長の質疑当日の心情などを伺い、論点が整理されてきたと感じています。今後、地方自治に精通した弁護士や有識者のご意見もお聞きし、最終的な見解をまとめていきたいと思います。
ただ、他の委員の質疑を聞いていて委員会終了後、冒頭紹介した言葉が思い浮かび、次のようなことを考えていました。
【チーム議会】とは、地方議会改革のキーワードとして注目されている表現です。地域課題を解決する議会として、議員だけではなく、議会事務局職員や住民、NPOや有識者などを巻き込み『チーム墨田区議会』として議会改革の第2ステージに立たなければいけない段階に来ているのに、単独で活動している大瀬議員にチーム墨田区議会の一員になってもらうにはどうしたらよいかということ。
【菊の日や もう一度紺がすり 着てみたし】は、私が敬愛する吉川英治さんが文化勲章をいただいた日に詠んだ句です。我以外皆我師(われ以外皆わが師なり)をモットーにした氏は、生涯謙虚な方だったようで、句の意味は、「日本の中で、ほんのわずかの人しか貰うことのできない最高の栄誉をいただくことになったけれど、ここで威張ってはいけない。今こそもう一度、あの紺がすりの着物を着て勉強した書生時代の気持ちになって、勉強しなければ……。」苦学した頃を忘れてはいけないと自らを律する精神力を持てたらいいなと、常に言い聞かせている言葉ですが、この句を思い浮かべたのは、大瀬議員の発言は全体的に尊大であると感じるからです。責任と誇りを持ち仕事をしている職員に対し、時に敬意を払うことがあってしかるべきと思うのですが、上から目線の発言が多いのは残念で、どうすれば、大瀬議員にこのことを理解してもらえるか、なんとなく考えていました。
9月19日、私が所属する墨田区議会区民福祉委員会が開会されました。
議案である「墨田区災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例」を十分な審議の結果可決したほか、所管する事務について闊達な議論を展開しました。
①「飼い主のいない猫の不妊・去勢手術費の助成に関する陳情」の審査に当たり、小池東京都知事の最近の議会答弁や都内の他の自治体の事例を紹介し、採択へ向け議論をリードしました。
②区内施設の設備の故障にともない、本来直ちに修繕を行うべきところ1年余り修繕が行われなかったことに関し区役所として組織のガバナンス上の問題を指摘。
③鉄道駅のホームドアの整備については、バリアフリー法に基づき現状の財政負担割合を紹介したうえで、すでに工事の終了した半蔵門線押上駅が10月中旬に運用開始されること、半蔵門線錦糸町駅、JR錦糸町駅が来年度整備される予定であること、都営地下鉄本所吾妻橋駅が令和5年度までに整備されること、両国駅については時期は未定だがJR東日本は整備計画に盛り込んだこと、などすでに公表されているにもかかわらず、区民に内容が伝わっていない情報を紹介するとともに、区内の最大の課題である京成(都営)押上駅の整備予定について追及。1日の乗降客数が20万人を超える押上駅は、国の方針で来年度中の整備が求められているがいっこうに進展していないことを指摘。京成電鉄に引き続き強く要請するよう求めました。
その他、障がい者のグループホームの整備など喫緊の課題について質疑を行いました。
















