「全国路地サミット2011ⅰnすみだ」が開催されました
全国の路地のある街が協力し合い設立した「全国路地のまち連絡協議会」が中心となり、2003年から開催されてきた全国路地サミットが、今年は私どものまちすみだで開催されました。
21日から23日までの日程で、まち歩きやシンポジウムなど盛りだくさんの内容でしたが、私は昨日のシンポジウムの前半部分に出席しました。
シンポジウムの冒頭は墨田区文化振興財団学芸員・五味和之による「すみだの路地 今昔」と題する基調講演でした。
向島の路地の歴史・沿革・特徴を分かりやすく説明していただきました。
続いて、これまでの路地サミット開催地による報告がありました。
地方での開催を含めこれまで一度も参加していなかったので、各地の特色を生かしたまちづくりは目を見張るものがありました。
特に諏訪市と新潟市は参考にするためにもっと調査しようと思います。
ひるがえってすみだはどうか?
路地を生かしたまちづくりもまだまだ半端な感じがして課題が多いと思います。
どのような方向に持っていこうとしているのかわからない部分が多いといえましょう。
観光にも資するよう修景も考える地域と不燃化・耐震化を促進する地域とを分けていくのか、あるいは両立が可能なのか、住民を交えた議論が求められます。
奇跡的に残っているすみだの生活圏の中の路地をどう生かしていくか、責任は私どもの世代にあります。
さんさんプラザまつり
社会福祉法人墨田さんさん会が運営する授産施設(就労継続支援B型)・さんさんプラザのイベントに行ってきました。
この時期から11月にかけ区内の障がい者の授産施設でイベントが続きます。
ケータリングサービスの車両も導入され、事業も拡大しています。
以前にも紹介した食品トレーの選別事業に携わっている方もボランティアスタッフとして手伝っていて、軌道に乗ってきたとのうれしい報告もいただきました。
来春には障がい者就労支援総合センターも開設しますが、一般企業への就労支援と作業所工賃の3倍増を目標に取り組んできましたが、ここ数年でそれなりに前進させることができたと自負しています。
「障がい者を納税者に!」を合言葉に、自分の能力を最大限に発揮することで適切な報酬を得られる環境整備の必要性を一貫して訴えてきた成果と考えています。
一方で就労できない重度の障がい者も数多くいます。
こうした重度重複の障がい者を含め、すべての障がい者とそのご家族に喜んでいただけるよう、今後も全力を尽くしてまいります。
決算特別委員会が開会されました
昨20日より決算特別委員会が開会されています。
11月2日までの8日間、平成22年度の決算書類をもとに、区政に係わるあらゆる審議を行うことになります。
決算特別委員会は、議会における「事業仕分け」という側面も持ち合わせています。ムダの抽出や事業の評価を行う、また、事業の優先順位を判断する、といった作業を質疑の中で行うことで、来年度の予算編成に大きな影響を及ぼします。
つまり、昨年度の決算書を審査することで、現在及び来年度の事業を実質的に審議することにもなり、予算特別委員会と並び、適切な税金の使い方を決めていくうえで、最も重要な場といえます。
したがって、各会派・議員が決算特別委員会に臨むに当たり、区民のニーズを把握し、調査を行うとともに、必要であれば、現地調査や過去の質問を拾い出すなど、徹底して勉強いたします。
私は今回委員にはなっていませんが、代表として委員になったメンバーに私の考えを託し、行革の前進やスカイツリー関連などで前向きな答弁を引き出し、区政を動かしていきたいと思います。
GTS観光アートプロジェクト
10月10日から11月20日にまでGTS観光アートプロジェクトが開催されています。
GTSとは、G=東京藝術大学、T=台東区、S=墨田区の頭文字ですが、これら3者の共催で、墨田・台東の各地で様々なアートイベントが開催されます。
詳細は、GTSアートプロジェクトのホームページをご覧ください。
22年度から24年度までの3年間にわたり実施する事業です。
私自身は芸術の素養があまりないので、このプロジェクトの価値が当初理解できないものがあったのですが、区民参加型のイベントも多数あり、徐々にその良さがわかってきました。
現在、源森橋、枕橋の欄干にはすみだの子どもたちがワークショップを開催し作成した風車と布絵が風になびいています。制作に携わった子どもたちの笑顔を思い浮かべながら、自分も自然と笑みがこぼれてきました。
21日の18:00からは「観光とアートのプレゼンス」と題したシンポジウムも開催されますので、専門家の方々の話を聞いてこようと思っています。
浅草の人だかり
昨日の午人と待ち合わせのため浅草へ。
用事を済ませ、歩いて帰ろうとすると、大きな人だかりが!?
初めの人だかりは、花やしきそばのイベント広場でした。
あまりの人の多さに写真も撮れませんでしたが、スプレーアートのようでした。
若い人や子どもが立ち去らずにずっと見ているのが印象的でした。
二つ目の人だかりは、本所吾妻橋のたもと・水上バス乗り場のわきの広場でのこと。やや平均年齢の高い人たちが大勢集まっていました。
こちらは、すでに有名になりつつありますが、「東京大衆歌謡楽団」の皆さんによる路上ライブでした。
以前に、ある落語会に出演した時に初めてその存在を知りました。その折、20代後半から30代の若者の斬新なアイデアと発想に驚いた記憶があります。
昨日、私が通った時はラストソングで「ああ上野駅」を唄っていましたが、前に聞いたときは東海林太郎さんなど戦前の歌が多かったと記憶しています。しかも、確か3人のグループだったと思うのですが、そこは浅草...ごみ箱のふたをドラム代わりにしたり、ハーモニカを吹くおじさんが、自分が主役とばかりに演奏に加わっていました。
浅草のほか、日本橋や日暮里でも路上ライブを定期的に行っているそうです。
スカイツリー開業後は、墨田区にも来てもらいたいですね。
墨田区障害者(児)スポーツ・レクリエーション大会が開催されました
視察報告④
福祉保健委員会の行政視察3日目は静岡県掛川市を訪れました。
(1)視察目的・選定理由
・地域医療体制の整備の取り組みを調査するために視察に訪れたのですが、現場で苦労されている方の声を伺いたいと、昨年開設された「地域健康医療支援センター(ふくしあ)」を現地調査させていただきたいと依頼したところ、快く受けていただきました。
・私たちも、地域医療の確立とか医療と介護の連携の充実などについてたびたび取り上げますが、現実には相当な困難をともないます。掛川市がどのような考えのもとに、地域医療体制の整備に取り組もうとしているのか、興味をもって臨みました。
(2)内容
①医療体制の現状・検討の背景
・人口当たりの医師数、医療機関数、薬剤師数が極端に少ない
・深刻な高齢化
・掛川市民病院の老朽化と経営悪化
以上のような背景から、医療、保健、福祉、介護が一体となったサービス提供体制の整備が求められる。
②施策
・掛川市民病院と隣接市の袋井市民病院との統合(一部事務組合形式)
・地域健康医療支援センターの設置
計画では市内に5カ所開設予定。
現在2カ所。来年2月に3カ所目を開設予定。既存施設の改修で対応している。
その後は場所を含め検討が必要。
行政職員4名のうち保健士がセンター長。ほかに、社旗福祉協議会、地域包括支援センター、訪問看護ステーションが開設されていて、医療、保健、福祉、介護について連携しながら総合的にサービス提供している。
その他の団体との連携を撮る拠点となっている。
スタートしたばかりなのでまだまだこれから。高齢化のピークといわれる2025年を視野に入れている。
(所感)
・ たて割りが当たりまえの自治体で、同じ建物の中で、市職員、社会福祉協議会、地域包括支援センター、訪問看護ステーションの職員が同居して仕事をしていること自体が、なかなかできないことですが、その要因として、危機感を共有していることが大きいと感じました。
・一般的にそれぞれの団体は自己に有利な主張をしがちですが、その中で、特に医師会が協力的なのが素晴らしいことだと思います。
・事例をいくつか紹介していただきましたが、開設1年でかなりの成果が上がっていることが窺え、とても参考になる事業でした。
視察報告③
視察2日目は岐阜県大垣市です。
(1)目的・選定理由
大垣市は市の総合計画の中で、重点政策の柱に「子育て日本一のまちプロジェクト」を掲げています。
その中における「子育て支援条例」と保育園・幼稚園の一元化(幼保園の取り組み)について調査するために視察先として選定いたしました。実際の視察先は現場の赤坂幼保園で、現地視察を快く受け入れていただいたことも大垣市を選定した理由の一つです。
(2)内容
①子育て支援条例について
・社会全体で子育てに取り組むことを条例の趣旨にしている(全国的には子どもの権利条約の趣旨を反映した条例も存在するが、大垣市は「子どもの育成」と「子育て」を支援することを主眼にしている)
・市民、家庭、地域、幼保園、保育園、幼稚園、学校、事業者、市、それぞれの役割を明確化
・推進体制について、子育て支援計画の策定とともに、支援策の推進のための「子育て支援会議」の設置を規定
②幼保園の取り組みについて
・平成12年頃より幼児教育のあり方や幼稚園と保育園の連携強化、相互交流について検討
・平成16年、幼保一元化検討委員会からの提言
行政窓口の一本化
幼稚園、保育園の再編
民営化の検討
・こうした背景を受け、現在までに5園の幼保園を整備
・学校の先生と園児の触れ合いや園の先生と学校の先生の連携など、幼保小の連携もスムーズにいっている
(所感)
・子育て支援条例については、総花的・抽象的な印象があることは否めませんが、これは条例の性質上やむをえません。大事なことは条例を受けて具体的な計画を立て、実際に事業を実施するなかで、事業の成果をどう評価し次につなげるかということにあります。そのためにも、条例で規定した「子育て支援会議」の役割が重要といえます。
・幼保園については、東京以上に少子化が進み保育園、幼稚園の再編(適正規模・適正配置)が求められる事業があったことと、もともと市立の幼稚園と保育園を小学校の隣接地に配置していたために統合が順調にいったという背景があります。
・いずれにしろ、全国の中でも先駆的に取り組んできたことは間違いなく、理念や考え方にぶれがないことは素晴らしいことで、幼・保・小の連携もスムーズなことから、成果が上がっていると感じました。
・これまでは既存施設を活用できたそうですが、今後は新たな場所を選定し、整備せざるを得ず、財源の問題もあり計画通り進めるのは大変とのことでした。
・墨田区においても、単に待機児の解消のためというのではなく、幼児教育や保育の在り方など小学校入学前の幼児のためにどのような施策・事業を進めることがよいのか、という視点から、この問題をとらえべきであると感じました。
視察報告②
福祉保健委員会の行政視察の内容について報告いたします。
初日の10月4日は岐阜県岐阜市の『特別養護老人ホーム サンライフ彦坂』を訪れました。
(1)目的・選定理由
・特養の本来のあり方や使命について追求するとともに、介護の質を高め、入所者やその家族の満足度を高めるためにどのような取り組みが求められるかを調査いたしました。
・サンライフ彦坂は、入所者の側に立ったサービスを提供し、その実践例を毎年のように老人福祉施設の研究発表大会で報告していることから、視察先として最適と判断いたしました。
(2)内容
・利用者が「やりたい」ことを実現するための環境整備
・個別誕生日会→墓参り、外食、買い物 etc
・おむつゼロ
こうしたことを実践するために、個別ニーズを拾い出すことに力を入れている。
利用者本人とのコミュニケーションもさることながら、家族からの聞き取りも重要な要素。
利用者・家族の喜びは職員の喜び、都の意識を共有
(所感)
・事前の調査では「おむつゼロ」の取り組みに着目していたのですが、「おむつゼロ」はあくまで介護の質をあげる全体のパッケージのひとつであることが理解できました。あくまでツールの一つということです。一方で、入所したときにはほとんどすべての方が紙おむつを着用している状態であるのが、適切な介助により排泄を自分でできるようになる「おむつゼロ」の取り組みは、入所者本人、家族にとって最も施設との信頼を高める要素であることは間違いありません。そして、職員のモチベーションを高めることとスキルアップがその前提でなければならないことがよくわかりました。
・一般の特養では、排泄がうまくいかないと下剤を多用しているそうですが、サンライフ彦坂では、下剤、紙おむつの使用量が激減したため、コスト削減にもつながったとのこと。その結果備品購入などに回すことができたそうです。
・「おむつゼロ」の取り組みをきっかけに、墨田区においても介護の質の向上と職員のスキルアップ、利用者・家族との信頼関係の構築をすすめていきたいところです。短時日で実現することは難しいかもしれませんが、執念を持って取り組もうと決意しました。









