視察報告:岡崎ビジネスサポートセンター
16日は愛知県岡崎市の岡崎ビジネスサポートセンター(通称Oka-Biz)を視察いたしました。
1、 Oka-Bizとは?
- 堅実に努力する岡崎市内外の中小企業や起業家に光を当て、より輝けるよう応援する産業支援拠点。
- 「きく」「みつける」「ささえる」をテーマに中小企業のチャレンジをサポート
2、開設の背景
- データの分析(小売業の各種指標の推移、売り場面積別商店数の推移、工業/従業者規模別事業所数)→厳しい経営環境による中小事業者数(小売含む)の減少
- アンケート調査の分析(様々な経営課題に対し、適切なアドバイスをしてくれる相談先がない)
→ 先進事例の富士市産業支援センターを調査し、アドバイスをもらいながら開設
3、実績
- 相談件数:1404件/年間 7,1件/日
- 相談に占めるリピーター割合 73%、視察件数 34件、メディア掲載 101件、創業件数 34件、創業による雇用創出効果 125人(すべて1年間)
4、所感
行列のできる中小企業向けの相談所としてf-Biz(富士市産業支援センター)とともに著名なOka-Biz(岡崎ビジネスサポートセンター)を視察することができ、担当の方から貴重なお話を伺うことができた。
岡崎市の中央図書館、生涯学習、文化活動、など多機能の施設である「りぶら」内の一部に開設されていて、相談スペースも間仕切りがなく明るい雰囲気であった。
一般的な産業支援施設との違いは相談者のスキルにあると感じた。売上を上げたい、新商品を開発したいという中小零細業者の相談に対し、強みを見つける力とその強みを生かす力、さらにはコストをかけずにPRして売り上げ増に結びつける力など、相談を受ける側の能力の高さを痛感した。5~6の自治体が同種の施設を立ち上げようとしているとも伺った。
私としてはポジティブなものばかりではなくネガティブな相談、たとえば廃業に係わる相談などもあるのではないかと思い、廃業の円滑化や事業承継などの対応をしているかどうか質問したが現在はしていないとのことだった。課題としては認識しているものの、財源が市単独の一般会計のみで現在6000万かけている、これ以上の増額は厳しいとの事だったので、相談内容を広げることは現時点では難しいと思われる。
今後、国や県の支援のあり方も問われることになろう。


