視察報告:小中一貫教育(大阪府堺市)
会派の甚野議員、高橋議員、鞆議員、羽田議員及び私の5名で、7月15日~16日にかけ大阪府堺市と愛知県岡崎市に視察に行ってまいりました。
15日は堺市における小中一貫教育の取り組みについて伺ってまいりました。
これまでも小中一貫教育については先進事例を調査研究してきましたが、改めて学ぶ理由として、改正学校教育法が成立し、6・3制の見直しに着手することも含め大きな教育改革が進むことになるという背景があります。
具体的には、学校教育制度の多様化・弾力化を進めるために、小学校から中学校までの義務教育を一貫して行う「義務教育学校」を新たな学校の種類として規定することに加え、従来の6・3制にこだわらず4・3・2制、5・2・2制など地域の実情に応じ自治体の判断で柔軟な対応が可能となります。
総合教育会議の創設なども含め、この1~2年は墨田区におけるこれからの教育像を描く上でとても重要な時期となりました。
こうしたことから、すでに小中学校教育を同じ校舎で実施し、義務教育9年間を通じたカリキュラムも作成している堺市の取り組みを学んでまいりました。
【視察内容の報告】
1、堺市における小中一貫教育の取り組みについて
① 堺市の概略
② 堺市の小中一貫教育とは
③ 堺市の小中一貫教育の実施の背景など
④ 堺市の小中一貫教育の基本的な方向性
⑤ 小中一貫教育推進リーダー
⑥ 小中一貫教育の取り組みの効果
⑦ 堺市教育委員会としての小中一貫教育推進の取り組み
⑧ 堺市の小中一貫校について
2、質疑応答
所感:堺市における小中一貫教育推進の目的として、①教科学力 ②学習意欲 ③学習規律 ④言語活動 ⑤コミュニケーション能力 ⑥自尊感情と規範意識 以上6点の資質向上と⑦いじめや不登校および⑧暴力行為の減少 を挙げている。それぞれにつき目標をたて評価指標を設定していることについて、各学校の取り組みや教育委員会の取り組みが可視化されていて高く評価できる。
また、9年間を通したカリキュラム(子ども堺学など)と一貫教育推進リーダーの配置により安定してきた印象を受けた。
空いた時間に駅前のタカシマヤに行きましたが、堺市と民間企業(株式会社ボーネルンド、タカシマヤ)の協働でタカシマヤ内に巨大な子育て支援施設があることに驚きました。
具体的には堺市が設置し無料で利用できる、つどい、遊び、交流スペースと遊具や玩具のメーカーでもあるボーネルンドが開設している有料のテーマパーク的なスペース、またタカシマヤはワークショップや親子講座などのイベントを開催することで子どもがいきいきと育つような総合的な子育て支援の場を提供しています。
曜日を決め専門家に来ていただき子育ての相談も受けております。
隣接した場所にはマザーズハローワークも設置されており、女性の社会進出の支援も同じ場所でできるようになっていました。
ただちに墨田区で同様の施設を開設することは難しいかもしれませんが、民間企業との協働やハローワークなど他の行政機関との複合的な施設のあり方など参考にするべきことは多々ありました。



