高崎市の胃がんリスク検診事業を学んできました
胃がんリスク検診(通称ABC検診)の先進自治体とされる群馬県高崎市をっ視察してきました。
ABC検診とは「ピロリ菌感染の有無を調べる検査」と「胃炎の有無を調べる検査」を組み合わせて行い、胃がんになりやすいか否かを危険度分類するものです。
リスクが低いと判断された方は精密検査から除外される、つまり胃がんになるリスクが高い人たちを絞り込むことで「ひとりの胃がんを発見する費用」を削減できる費用対効果も優れているとされています。
検診の内容も血液検査だけなので軽い負担で胃の健康度が判定できるます。こうしたことから、墨田区でも昨年ABC検診の導入を提案し、今年度から検診制度の中に組み入れることになりました。
今回高崎市を視察したのは、ABC検診の結果、リスクの高い方に内視鏡検査などの精密検査をどのように勧奨しているのか、追跡調査をしているのか、中長期的にどのような効果が出ているかなど、ABC検診導入後の成果や、今後他のがん検診拡大への考え方や、特定検診との連携などにどう取り組もうとしているのか、などを調査するのが目的でした。
結果として、先進的に取り組んできたのは高崎市の医師会で、行政としては昨年度から実施したとのことだったので、データが昨年度のものしかなく、バリウム検査と比較して検診の効果が特筆できるものはありませんでした。中長期のデータの蓄積が必要になることは墨田区と同様でした。
ただ毎年度当初に健康づくり受診券を全世帯に送付し、市民の意識啓発につなげていることは評価できると思います。
