今日の報道で知ったのですが、群馬県桐生市議会が混乱しているようです。

 

報道によれば、地元の市役所前での献血に対し、「放射能汚染地域に住む人の血って、ほしいですか?」とツィッターでつぶやいたのがきっかけとして、過去の発言も含め議員としての不適切な言動を根拠にした除名を求める懲罰動議が提出されたそうです。

 

過去の経緯や個々の議員の言動を詳細に調査していない私が、桐生市議会の判断にコメントすることは避けなければなりません。あくまで感想ですが、当該議員のブログやツィッターを見たところ、被災地の市民の心情を逆なでする言動に同じ地方議員として強い憤りを感じます。障害者を傷つける差別用語も使われていますし...

 

議員には選挙で選ばれた市民の代表という立場で自由な発言が認められています。

 

しかし、議員であれば、何を言ってもよいのか?

 

当然のことですが、裏付けのないことを根拠にした発言や人権感覚を疑われるような言動は許されません。

 

そこで、地方自治法では議会の秩序を乱す、条例・規則に違反する場合など公職者としてのあるまじき行為に限り懲罰の規定を定めています。

 

桐生市議会はこの懲罰規定を根拠にし除名を求める動議を提出したのですが、一般的には懲罰の対象は、議会内における発言や行動についてと解されています。かつ、除名は選挙で選ばれた議員を失職させるわけですから重い決断になります。除名無効の裁判を起こされることもあるでしょう。議会側が敗訴すれば復職してしまいます。

 

今回の問題はツィッターでの発言が主ですし、過去の問題行動もブログやツィッター上のものです。議会内で献血量が激減してもしようがないとか農作物を毒物と発言するなどもあったようですが、謝罪や訂正の意思がないということで(積もり積もったものもあったのでしょう)独自の判断をしたといえます。

 

私個人としては、これだけネット上で自分の意見を自由に主張できる時代ですから、公人としての本来業務に支障をきたし、ときに議会全体を巻き込む言動について放置しておくべきではないと考えていました。

 

今の状況は個人攻撃も可能ですし、人権を侵害するような発言も自由にできます。本来は個人の議員としての(というより人間としての)人間性の問題かもしれませんが、議員は発信力もありますし、影響力もあることを考えると、ネット上での発言といえども説明責任を課すことが必要なときが来ていると思います。

  

コメントする立場にないと言っていて申し訳ないのですが、最後にもう一つ個人として今回の桐生市議会の決断について考えを述べると、被災地の方の心情を傷つける発言を繰り返したり、地元の農作物を毒物などと発言し率先して風評被害を広める活動をしている議員に対しては、心から被災地の復興を応援しようとしている市民や農業経営の方々が力を合わせて解職請求を実現し辞職に追い込むことが、時間はかかるかもしれませんが適切だと思います。そうした人物は市民の代表として議員になるべきではないという市民力を向上させることにもつながり最善の策だと考えます。

  

 他の議員からリコールの話が出なかったのか?辞職を求める市民や団体にアドバイスをすることもできなかったのか?性急に結論を出すのではなく広く問題提起をしてからでも遅くなかったのではないか?

 

さまざまなことを考えさせられました。 

  

 

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