バックナンバー 2012年 5月 26日

 

議員力検定協会が主催するセミナーに参加しました。

 

お茶の水にある中央大学駿河台記念館の会議室で行ったのですが、参加者は50~60名程度だったでしょうか。

 

地方議員がほとんどかと思ったら3分の1は、自治体職員、一般市民だそうで、議会改革に対する議員以外の方の関心の高さがうかがえました(といっても全体としてはほんの一部ですが...)

 

サブテーマは「議会改革」、どうやって議会全体を動かすか、議員の手法、市民の役割。

議会改革を進めなければいけない、と思ってはいても総論賛成・各論反対のようになかなか前進しないジレンマを感じている議員が多いこともよくわかりました。

 

前半は先進自治体の事例紹介。

 

やはり会津若松市はすごいですね!

 

目黒議長がおっしゃっていましたが、そもそもなぜ議会改革が必要なのか、議員の役割・責務は?といった理念とそれに基づく方針、そのうえで具体的な方策とスケジュールなどの手順。これらをごっちゃにして議論しているところに、進展しない原因がある、との指摘が墨田区を含め全国の自治体議会に当てはまっている気がします。

 

 

後半は「ワールドカフェ」形式によるグループに分かれてのディスカッションでした。

 

課題を設定し、ブレーンストーミングで各自の意見を出し合いながら取りまとめていくものです。

 

 6人づつ、9つのテーブルに分かれ、今日の課題「議員力を議会力にするために実行すべき3つのこと、やってはならない3つのこと」について議論しました。

 

 

最後に各テーブルごとに議論の結果を発表しました。

 

いろんな意見が出ていましたが、要約すると、

 

やるべきこと

①何のための改革か、という理念について共通の認識を持つこと

②情報を共有し、発信に努めること(関心の高い市民でも議会の情報発信力は弱いと感じているようです)

③議会に関心を持つ市民を増やすこと

④外圧、ベテラン議員など、使えるものは何でも使うこと(議会に批判的なオンブズマンなどは議会に関心を持ってもらう手段に使える。また影響力のある長老議員をうまく取り込む) けっこうなまなましい話ですが...

⑤できることからやること(とかく議員はスタンドプレーをしがち。市民から受けた要望・陳情を議員個人が行政とやり取りして解決しようとする。うまくいけば、自分の実績にしてしまう。そうではなく課題を議会全体で解決しようとすれば、議会力の向上につながる)

⑥議会力のアップにはその前提として議員力のアップがなくてはならない。研修会を持つなど議員のスキルアップを図る

⑦議会事務局のスキルアップも必要。議会事務局人事にもっと積極的にからむ必要がある

 

やってはいけないこと

①感情的な批判、好き嫌いでものを言ってはいけない

②スタンドプレーはよくない

③事務局に頼り切り、事務局主導で議会運営を進めてはいけない

④職員いじめととられる言動はよくない

⑤個人攻撃はよくない

 

それぞれ議員の経験を踏まえた意見でしょうし、市民目線の意見もありました。

 

それにしても、議会・議員ってあたりまえのことができていないんだな、って感じます。

 

墨田区も近いうちに議会改革に着手することになるでしょうが、最低限の意識の共有から始めなければならないと考えています。

 

議員として仕事をする以上、成果の出せる議会にしなければなりません。私たちにとっては仕事がやりやすくなりますし、すべては区民の利益につながるわけですから(各議員がかなり勉強はしなければなりませんが)、ほかの自治体が議会基本条例を作ったからうちも、という流行に乗り遅れないよう、とりあえず議論する、といった体制ではなく、まずじっくり議論ができるしくみづくりから始めようかと思います。

 

 

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