とうとう大みそか。
今年は自身の選挙もあり、皆様には大変にお世話になりました。
それ以上に、日本を襲った、東日本大震災をはじめ数々の災害による甚大な被害により、忘れられない年となりました。
世界を見てもアラブの春による独裁政治の終焉や欧州の経済不安、年末には金正日の死去など、2011年は世界史に残る年となりました。
世界中が先の見えない中、明年は希望に満ちた年にしなければなりません。
墨田区においては東京スカイツリーⓇの開業前からお祭り騒ぎになるでしょうが、スカイツリーの開業がゴールではありません。
むしろ開業がスタートと認識し、地に足のついた施策をしていくことが求められます。
復興のシンボルとして、また世界の未来を切り開く起爆剤として、東京スカイツリーⓇが一過性ではない持続的な役割を果たすよう、明年を勝負の年ととらえ官民挙げミッションを遂行していきたいと決意しています。
ここ数日ほんとに寒いですね。
この寒い中、消防団や各町会で歳末特別警戒が実施されています。
私も地元の町会を始め、年末の挨拶かたがたいくつかの町会を回らせていただいています。
町会の方の中には高齢の方も多いのでかえって風邪をひかないかと心配になってしまいますが、むしろお年寄りのほうが元気な印象を受けます。
墨田区は町会組織がしっかりしているので、さまざまな地域での防犯・防火・防災活動などが実施できますが、町会・自治会ごとに実施するのはむずかしい自治体もあると聞きます。
各町会のこうした取り組みはぜひ継続し、若い世代に引き継いでいくことの重要性を強く感じます。
なかみは防火・防犯活動といっても、地域の方々とコミュニティを深めるという意味のほうが強いような気もしますが、それもとても重要だと思います。
日ごろのこうした活動の積み重ねがいざというとき役立つことは間違いありませんから...
好天に恵まれた昨日、押上のわんぱく天国で行われたもちつきパーティのスタッフとしてお手伝いさせていただきました。
10時の開門と同時に多くの親子連れで大盛況。
子どもたちがもちつきをする姿をお父さん・お母さんが楽しそうに写真に収めていました。
それにしても最近感じるのはわんぱく天国のイベントに地元以外から訪れる方が増えているということです。
ネット等で事前に調べるのでしょうが、都会の中のプレイパークとして、ある程度認知されてきたということでしょうか。
東京スカイツリーⓇ開業後はもっと多くの方に遊びに来ていただきたいものですね。
今でも来場者が多いと手狭に感じますが、初めて来る方にも楽しんでいただけるよう、園内の整備も含め対応を検討せざるをえなくなるほど、うれしい悲鳴が出るよう期待したいと思います。
23日、24日、31日の3日間、東京スカイツリーⓇがライトアップされます。
125メートル以上の高さでLED照明を点灯するそうです。
ライティングデザインである「粋」「雅」ではなく白色だそうですが、多くの写真を撮影しようとする方で周辺は賑わっていました。
今は夜ともなると閑散としていますが、開業後は夜間もライトアップされるので、夜間の人の流れも変わってきます。
夜間の人出の受け皿として、宿泊施設の誘致を進めてきましたが、結果として新規ホテルの建設はかないませんでした。
逆に浅草では、ここ3~4年で私の知っている限り4軒のホテルが建設されています。
浅草のほうがメリットがあるとの判断でしょうが、すみだの魅力をもっと発信しなくては...
本日10時より、今年最後となる新タワー・観光対策特別委員会が開会されました。
報告事項は
●区内循環バスの運行計画について
1.区内循環バス事業計画概要
2.運行ルートの一部変更
3.暫定ルートの設定
4.バス停留所の設置
循環バスの愛称も「すみだ百景 すみまるくん・すみりんちゃん」に決定し、あとはバスとバス停のデザイン、バス停の位置、運行開始日、が明らかになるのを待つだけとなりました。
今日の委員会では、バス停の位置、運行開始日(3月20日に決定!)、運賃等のサービスなどが明らかになりました。
バスやバス停のデザインは1カ月程度先になります。
循環バスに関しては検討から約5年。やっと形になってきたことを考えると感慨深いものがありますが、3月20日運行をスタートしてからが本当のスタートです。
観光客に乗っていただくことも大事ですが、まずは区民に周知し区民へのサービスの向上につながるよう、努めねばなりません。
これからも議会の中で 存在感を発揮し、皆様の声を届けてまいります。
国内最大級の環境展示会・エコプロダクツ2011が12月15日~17日までの3日間、東京ビッグサイトにて開催されました。
1999年にスタートしたエコプロダクツも今年で13回目。来場者も3日間で18万人を超えますので、ゆっくり見ることもできないほど混んでるブースもあり、もう1日ぐらい開催日を増やしてほしいと思ってしまいます。
時間のある限り毎年行くようにしてますが、今回は時間がゆっくり取れなかったので展示を見ることができませんでした。ただ、関心の高かった特別シンポジウム「日本独自のスマートコミュニティ創造を目指して」に出席してきました。
近年にわかに注目されだした「スマートグリッド」という用語。横文字に弱い私としてはその内容がいまいち理解できず、参加した次第です。
新しい機能を持った電力網の考え方を考案したのはアメリカだそうですが、オバマ大統領のグリーンニューディール政策の柱として位置づけられているとのこと。
日本も昨年の成長戦略の中で国家的プロジェクトとして取り上げられてはいるものの、欧米に比べるとやや開発が遅れ気味だそうです。
その理由として電力会社が消極的だったことがあげられるそうですが、東日本大震災を受け、一気に加速しているそうです。
今後世界標準をどう決めていくかなど課題もありますが、日本経済の立て直しに最も有力な分野と言われているので、世界市場の中でイニシアティブをとるよう、官民あげて取組むことが求められます。
金沢21世紀美術館の管理運営について
2011/12/14
視察場所 : 金沢21世紀美術館
参加者 : 千野、加納、大越、甚野、高橋、とも
訪問相手 : 金沢芸術創造財団調査の目的
調査の目的 : 金沢21世紀美術館の管理運営について
視察概要
①21世紀美術館建設に至る経緯
②施設概要・特徴・コンセプト
③建設時のイニシャルコストおよびその後のランニングコスト(財源の内訳を含む)
④事業概要
⑤地域との連携
⑥組織体制
⑦利用者数(来館者数)および友の会会員数の推移
所感
美術館の成功例として有名な金沢21世紀美術館ですが、周辺には兼六園があり、金沢市の観光の中心スポットとはいえ、県立美術館や金沢ふるさと偉人館、金沢能楽美術館など、多くの公立・民間の文化施設・芸術施設がすでに存在しています。そうした状況で大学移転後の跡地活用とはいえ、あらたに現代美術の拠点をつくることに金沢市民の反対がなかったのか、が今回の視察の最大のポイントでした。
現実にはかなりのハコモノ批判はあったものの、前市長自ら市民の中に入り粘り強く説明し、最後には理解を得られたそうです。
歴史と伝統のある金沢市にとっても積極的に新しいものを取り入れていくことは価値がある、との前市長の信念は、結果として開館後、加賀友禅のウェディングドレスや九谷焼のワイングラスなど伝統工芸に新しい息吹を吹きかけることとなり、産業振興にも結びつくこととなったとのことでした。
また、ずばぬけて来館者数が多いことが成功例として紹介される一番の背景ですが、年間150万人を超える来館者のうち有料の展示会の入場者数は平成22年度で34万人程度ということです(これも美術館としては多いほうですが)。
すなわち、無料で入館できるフリースペースを設けたことが成功の最大の要因であると考えられます。(無料だからといって訪れた方が、ミュージアムショップで買い物をする、また、結果として有料の展示会に入場することがあると思われます)
一般的に美術館・博物館等は料金を払って入館するものですから、このフリーゾーンの存在は大きなポイントになると思われます。
墨田区においては平成27年度の開館を目指し北斎美術館を建設する予定ですが、いまだ反対の声も根強く、着工が近くなればなるほどさらにハコモノ批判は強くなると思われます。
そこで私の見解を今一度述べておきたいと思います。
私は、教育施設や福祉施設は賛成するが、文化芸術施設は反対、といった単純な判断はしません。文化芸術の振興も自治体の重要な役割と考えています。また、教育施設や福祉施設は区民のニーズが高く、計画的に施設整備が求められますが、だからといって、赤字が当たり前だからいくら税金を投入してもかまわないといった論理は成り立ちません。これからの公共施設はその使用目的にかかわらず、建設コストやその後の管理運営費について効率性を高めるとともに、環境に配慮した施設でなければならないと思います。既存施設も修繕が可能であれば長寿命化を図り、新たに建設する場合は最低でも70~80年はもつ建物でなければなりません。そして、時代のニーズに対応し、場合によって、使用目的を大胆に変えることも求められてくるでしょう。そうすることで区民や利用者の理解が得られるものと考えています。
以上のような施設整備に対する基本的な考えに立って、北斎美術館について考えると、課題がいくつか見えてきます。
まず、単純に芸術施設だからという理由で反対はしない、と申し上げましたが、人口25万人を超えたとはいえ規模の小さい墨田区の身の丈に合った施設でなければならないと考えています。つまり、区立の施設ですから本来は利用者の大半は区民であるべきです。しかし、美術館という性格上当然と言えば当然ですが、区民よりは区外からの北斎ファン、 観光客が圧倒的に多いと思われます。
運営上赤字が想定されていますから、毎年区民の税金から補てんされることになります。
したがって①区民以外の方のために区民の税金が投入される
という最大の問題があります。
そして、②現状では、区民以外の方のために多額の税を投入する正当性を説明していない
という課題があります。
さらに③以上2点をふまえると、区民の理解は得られてはいない
と結論付けざるをえません。
あえて区長部局側の立場に立って反論すると、東京スカイツリーⓇとともに墨田区の大きな観光拠点になり、相乗効果もあって観光産業の振興につながる。すなわち、直接的には多額の税金が区外の方へのサービス提供に投入されるが、訪れる方が周辺で買い物や飲食などしていただくことで間接的な経済効果がある。
また、昨年の区長選において北斎美術館が争点になったものの、推進派である現区長が大量の得票差で勝利したので、区民の一定の理解は得られていると理解している。
ま、以上のような説明はこれまで議会においても聞いてきたところですから、これで説明責任を果たしているというということで、今回改訂された基本計画の中で主な重点事業にもなっているのでしょうが、私が区民と接するなかで伺う意見を集約すると、そんな単純ではありません。会派の中でも今の段階で全面的に賛成という議員は決して多くありません。仮に北斎美術館の是非を問う住民投票を今実施したら反対票が多いと思われます。
私自身は区民の方から北斎美術館について否定的なご意見を伺うと、自分の考えをお話しさせていただいています。たいていの方は理解していただいていると考えていますが、その内容は先の3つの課題を解決するものと自分なりに理解しています。
その中身の詳細は述べませんが、金沢市以上に住民の理解を得ることは大変であるという認識を区は持たねばなりません。
なぜならば、加賀100万石の城下町金沢市には藩祖前田利家以降歴代藩主による文化芸術を奨励した歴史と伝統があります。徳川家に対し前田氏の威光勢力を誇示する目的もあったのでしょうが、武家だけでなく町方まで広がった一流の工芸技術も含め江戸期から今に至るまで、そのDNAが脈々と受け継がれています。したがって、前市長の熱意が最終的には文化芸術の振興に理解の深い市民に通じたものと理解しますし、開館8年を経過した今では、金沢市民の多くが地元になくてはならない存在と考えるまでになったものと思います。
残念ながら、今の墨田区にそこまで理解を示す区民がそう沢山いるとは思われません。北斎についても作品はいくつか知っていてもその生涯や人柄について知っている区民がどれだけいるでしょうか。
私には、25年度着工、27年度開館が既定路線のようになっていて、行政側としてはあとは粛々と進めるだけという感じがしてなりません。
後世に禍根を残さないためにも、さまざまな課題を解決する道筋をつけることが優先されるはずです。そのためには来年度が勝負。公の場で自らが納得するまで徹底的に問題提起と課題解決の提案をしていこうと考えています。
昨日、食育推進計画の改定に合わせ実施してきたワークショップの報告会が開催されました。
第1部は「絆」を育む「すみだの食育」と題し、コミュニティデザイナーの山崎亮氏と山﨑区長による「Wやまざき対談」
コーディネーターを務めた早稲田大学友成教授の事前打ち合わせまったくなしで進める対談は、絶妙なタイミングの突っ込みと阿吽の呼吸で話題を展開する教授のパシリテーター(本人の弁です)ぶりが妙に印象に残ってしまいましたが、食をキーワードにしたコミュニティの重要性がよく理解できる内容でした。
メインは第2部のワークショップ報告会です。
すみだの食育推進は、昨年できた「すみだ食育goodネット」のメンバーを中心に区民主導で理想的なかたちで進んでいると認識はしていましたが、今回の報告を聞き、一層その思いを強くしました。
すなわち、ワークショップには20代から80代までのあらゆる世代の方が参加しており、しかも本当に仲の良さがわかる報告でした。特に学生も含め20代の青年と男性の割合が多かったことは驚きでした。
報告の内容も斬新な発想に基づいた提案で、かつ練りに練った具体的で実現可能性の高いものばかりでした。
「すみだおせっかい大学」「すみだおすそわけねっとネット」「スカイツリーを見たあとにうちに来てみないかツアー」「芋煮会防災訓練で地域の絆を深めよう」などなど・・・
とても夢のある提案ばかりでした。(^v^)
暮れの代表的な風物詩・浅草の羽子板市も17日から19日までの日程で開催されています。羽子板を販売する店が減少ぎみなので今年から正月用品を販売する露店も出るとか。時間があれば行ってこようかと思います。
一方で激しい下痢を伴う風邪が流行りだしたようです。寒さも厳しくなってまいりました。体調にはくれぐれもご注意を!
教育プラザ富樫(総合教育センター)の運営について
2011/12/13
視察場所 : 金沢市教育プラザ富樫
参加者 : 千野、加納、大越、甚野、高橋、とも
訪問相手 : 金沢市教育委員会・福祉健康局
調査の目的 : ①墨田区が検討している総合教育センターの参考にするため
1)こどもに係る総合的な施設の必要性・重要性について
2)自前で行う教職員研修について
②中核市として開設した児童相談所の運営について
1)教育委員会と福祉部門の合体施設の管理・運営状況について
2)中核市が運営する児童相談所の課題について
ポイント
①地方分権の進展と、子どもの健全な育成に関して、教育委員会と福祉部門の連携がこれからは不可欠との前市長の強い思いから実現。
②組織概要
・地域教育センター(子どもの健全育成、施設管理、少年補導に関する業務等)
・研修相談センター(教職員研修、保育職員研修、幼・保・小の交流研修、発達障害支援、教育相談等)
・こども総合相談センター(育児・発達相談、保育所、幼稚園等への巡回相談、児童相談所、一時保護所の運営等)
③児童相談所を東京都から23区に移管する場合、財源および人材の育成について都との十分な協議が必要。かつ、準備期間に最低2年程度必要と思われる
所感
たて割りを排し、教育施設の中に福祉部門を入れることの意義は大きい。これから具体的な検討に入る墨田区の総合教育センターにおいても、金沢市の教育プラザ富樫はとても参考になる。
中核市として児童相談所を県から移行したのは全国でも金沢市と横須賀市の2市だけと聞き、個人的には児童相談所の運営について最も関心が高かった。話をうかがい、児童相談所・一時保護所の運営を基礎的自治体が行うことの難しさは十分理解できた。東京では、都が23区へ移管することを嫌がっているようだが、急増する虐待への対応を考えると、東京の場合は23区に移管することが望ましいのはすでに自明の理となっている。変な縄張り意識に固執せず、具体的な協議に入る時期が来ている。23区側としても責任の重さを認識するとともに強い覚悟が求められよう。















