議会・議員白書
先日錦糸町の書店に立ち寄ったところ、時節柄手帳フェアを開催しておりました。
新製品も含め多数の手帳が販売されていました。
近年手帳の活用策のノウハウ本も多数出版され、その重要性が着目されています。スケジュールをデジタルで管理している方も増えてきましたが、今後デジタル⇔アナログをうまく活用することでより成果を上げるツールとなるでしょう。
いらんな手帳をぱらぱらめくってみましたが、各社付加価値をつけるために様々な工夫をしていて、何を選んだらよいか迷ってしまいます。ただ、共通しているのは、目標や課題の設定や達成状況を管理する欄があるということです。1週間単位、1カ月単位、1年間単位と、短期から中長期にわたる目標の設定と進捗状況を常に把握チェックできる欄の充実が目立ちます。
厳しいビジネス社会で成果を出すために手帳を最大限活用するべく、ビジネスマンのニーズをとらえた新商品の開発そのものが厳しい競争にさらされているんだな、と感じながら、ふと自分も含め議員は手帳を最大限に活用してるのだろうかと思ってしまいました。
私個人はスケジュール管理が中心で、取り組んでいる課題についてはパソコンにデータとして蓄積はしているものの、リアルタイムで管理できているかというと、できてないのが正直なところだと思います。
50を過ぎ、記憶力もだいぶ落ちたことから、気がついたことはすぐ控えようと心掛けているのですが、漏れがあるのが実態です。
そもそも、議員は選挙で当選すると、緊張がゆるむ傾向があります。すると、取り組むべき課題や目標が有って、課題解決や目標達成のために調査・勉強をしていかねばならないにもかかわらず、日常の忙しさに忙殺され、本来の使命を果たさないまま次の選挙をむかえることになります。
もちろん、すべての議員がそうではなく、一所懸命取組んでいる議員のほうが多いのですが、議会全体をレベルアップするためには、やはり改革の必要性を感じます。
私たち議員は行政に対しては様々な改革を求めますが、自分たちのこととなる議会・議員改革については従来消極的でした。
やっと議会改革へ向けた取り組みがスタートするところなので、それはそれで歓迎しますが、何をどう変えていくか、中味についてしっかりとリードしていかねばならないと決意しています。
そのうえで、今回いろいろな手帳を見て思いついたのが、議会・議員白書についてです。(やっと表題の話にたどりつくことができました(●^o^●))
どういうことかというと、議会・議員は選挙以外に評価される場がありません。行政に対しては、事務事業評価を求め、内部評価だけではなく外部評価も実施するまでになりましたが、自らを評価していただく指標もなければ、体制も整っていません。努力している議員とそうでない議員が同列で見られる可能性があり、良い人材を議会に得ようとするならば、議会・議員を評価する制度があってもよいと思います。ただ、多くの区民にとって議会・議員に関心を持っていただくインセンティブを働かせるものがなければなりません。自己満足型議会を卒業する時期に来ています。
選挙が最大の評価なのでそれ以外の評価制度は必要ない、との意見もありますが、選挙の時に誰を信任するかの判断材料として必要であるという意見もあります。
すでに、いくつかの自治体では市民による議員評価(議員の通信簿)といった取り組みや、議会として議会改革の中で評価の仕組みをつくり毎年白書として公表している自治体もあります。
開かれた議会を目指すうえで、重要な要素であると考えています。
議員として目標を設定し、目標達成へ向け調査・勉強した結果を議会でどう取り上げ、成果を上げることができたかどうか。こうしたことを自己管理するとともに、客観的な評価を受け、かつ白書として毎年公表されることで議会・議員の底上げにつながると考えます。
今後議会改革の中でこうした点も主張していこうかと思っています。










