子宮けいがん予防ワクチン接種費用助成事業がスタートしました
子宮けいがん予防ワクチン接種助成事業がスタートし、この8月はじめから対象者(中学1年生~高校3年生)に接種記録票が送付されました(高校2~3年生は申し込み用ハガキ)。
全額助成ですので、対象者の方は是非接種していただきたいと思います。
合わせて私が訴えたいことは、予防ワクチンを接種すれば100%子宮けいがんを予防できると誤解している方が多いということです。
詳細は省きますが、ワクチン接種による予防効果は70%弱といわれています。したがって、今回接種した方も成人になったら2年に1度程度の子宮けいがん検診を受診することで効果を100%に限りなく近づけることができます。
そもそも日本は上記のグラフのとおり(子宮けいがんに限らないことですが)、検診の受診率が低すぎます。
特に子宮けいがんに限っていえば20代の女性の受診率は11%程度で極端に低いのが現状です。
国としてもまずは受診率50パーセントを目標にしたキャンペーンを実施していますが、今回墨田区がスタートした子宮けいがん予防ワクチン接種助成事業をきっかけに、区民の意識改革に向けたキャンペーンを実施したらどうかと考えています。女性を対象にしたものではなく、男性も含めた幅広い世代層に訴えていくべきだと思います。
なぜかといえば、子宮けいがん・乳がんなど女性の健康については、女性だけの問題ではなく、パートナーである男性の問題と認識し、意識を変えていく必要があると思うからです。
まだまだ日本においては、女性は自分のことよりも家族を優先する傾向があります。
予防接種や無料検診の充実など制度の充実は当然として、パートナーである男性が今以上に女性の健康に配慮する社会にしなければ、受診率の向上が劇的に改善することはないでしょう。
また、女性の社会進出も目覚ましいものがある一方で、企業文化はまだまだ男性中心のところがあります。こうした風土を変え、企業内検診の充実も求められます。
公明党は女性の健康に力を入れていますが、その前提として、これまでそうしたことを後回しにしてきた日本の社会全体を変えていくことが肝要であるということをご理解いただきたいと思います。

