視察報告③
視察3日目は山形県の米沢市です。
言うまでもなく上杉の城下町です。
上杉謙信、景勝、鷹山、直江兼続など米沢ゆかりの郷土の誇りを現在にどう生かし、また観光ツールとして活用しているかを目的として訪れました。
具体的には上杉博物館の管理運営状況、こどもを含め歴史資産をどのように伝承しているか、まち歩き観光のしやすさなど、今後の墨田区の観光施策に生きるように学ばせていただきました。
2009年大河ドラマ「天地人」で直江兼続が取り上げられたので、同年は観光客数も上杉記念館の入館者数も平年の7~8倍に増えたそうですが、翌年には激減。
マスコミに取り上げられるなど、他の要素で影響を受けやすい博物館・美術館の運営の難しさを痛感いたしました。
北斎美術館を予定している墨田区にとっても参考にしなければいけません。
この日もレンタサイクルを活用しました、電車で訪れる観光客には、2~3キロ圏を回遊し観光するにあたって、貴重なツールといえます。課題はあるものの積極的に検討するべきでしょう。
ただ、案内サインが少なくかつ分かりづらかったので、地図を頼りにしましたが、地図もわかりづらかったのにはやや困りました。
すべてにわたり、初めて訪れる人の目線で対応することが求められます。
ただ、地域の歴史・文化資源をこどもたちを含め現在の人々のDNAに伝承させてきたことは、東京は地方都市に学ばねばなりません。
また多くの歴史資源を生かした観光地で共通することですが、写真のようにマスコットキャラのようなものを作成しています。
すみだでも遊び心にあふれたこうしたキャラがあってもよいと思います。
さらには、一昨日の視察報告でも触れましたが、学校教育・社会教育をはじめ、まちづくりそのものの底流に歴史と文化が息づいています。
人の出入り多い都市部では難しいことではありますが、挑戦しなければならない課題であると感じました。


