こどもの笑顔ってすばらしい!
昨日はこどもの日。
全国各地でさまざまなイベントが行われました。
とりわけ東北の各地で開催されたイベントの報道を見て元気が出た方が多いのではないでしょうか。
なんといってもこどもの笑顔が一番です。
東日本大震災からまもなく2か月。こどもたちの明るい姿に希望を見た方も多いと思います。
私がホームページの副題に「こどもの笑顔が似合うまち・すみだをめざして!」とつけたのもこれに関連して理由があります。
私が議員を志すこととなった理由のひとつでもあります...
大人が赤ちゃんをあやすと自然と赤ちゃんが笑いだします。
これは赤ちゃんが持って生まれた本能なのだそうです。すなわち、自分が笑えば、大人が喜んでくれる、可愛がってくれるということを本能として認識しているというのです。
したがって、やはりこどもには笑顔が一番似合うのです。こどもの笑顔からおとなが癒され、また元気をもらうのです。
こうしたことから、こどもの顔から笑顔を消してはいけない、との強い思いが私の政治活動の原点となりました。
そしてそのきっかけとなったのは、15年~16年ほど前にNHKで放映された「映像の世紀」というドキュメント番組です。
20世紀は歴史を動く映像として見ることができた世紀であり、その100年の歴史を貴重な資料と証言で構成し、かつ背景に流れる音楽も反響を呼ぶなどすぐれた番組として今も人気があるようです。
当時私はサラリーマン。阪神淡路大震災やサリン事件のあった年でもあり、現在と状況が似ていますが、バブル崩壊後の不景気を切り抜けるために懸命に走りぬいていた時でしたので、日常の忙しさに流されておりました。
そんな折に、このドキュメンタリーを見て衝撃を受けました。
20世紀は、文化・芸術、スポーツなどが大きく華を開いた時代でもありましたが、 全体として欧米列強諸国の世界戦略の中で戦争が繰り返された時代です。「戦争の世紀」と言われているとおりです。
そして、「戦争の世紀」は「難民の世紀」でもあるのです。
今でも全世界には約3000万人の難民がいるといわれています。
番組では、戦争のさなかの市民、難民の姿もありのまま映像として映し出されていました。
そこに映し出されたこどもたちの顔には当然のことながら笑顔はありません。
家・ふるさとを失い、親、兄弟を失ったこどもたちの顔は恐怖と不安の表情でいっぱいでした。
こどもたちの顔から笑顔を消してはいけない。おとなが果たさねばならない絶対の責務である、そう感じて、その時点で議員を目指そうと決意したわけではありませんが、社会に貢献していこう、と漠とした目的感をもって日常を送るようになりました。
今回の東日本大震災直後から今に至るまでの映像を見ながら、15年ほど前の自らの記憶を思い出し筆をとりました。
いうまでもなく私ども地方議員のミッションは、縦にはこどもからおとなまで幅広い世代にわたり、横には墨田区全体や地域特有の課題といった面的な広がりをもったテーマに加えて、立体的には短期的な課題から中長期的なものまで実に多岐にわたる問題と格闘し、成果を出すことにあります。
こどもに係わるテーマだけでないのは当たり前で、どれだけオールマイティー、かつ柔軟に対応できるかが重要と認識しています。
ただ、現在のように緊急時において政治家がどのような言動・行動を起こすかは、その個人の背景に流れる情念がどのようなものかが重要であるということをぜひご理解いただきたいと思います。

