国際福祉機器展を視察して
毎年この時期(9月末~10月初)に東京ビッグサイトで開催される「国際福祉機器展」を視察してきました。今回で第37回とのことですが、世界の福祉機器を一同に集めた国際的な展示会として、毎年マスコミにも取り上げられるなど、注目されている展示会です。また、展示だけでなく、保健、福祉、介護等の各分野の制度改革や先進的な事業を紹介するセミナー等も開催される、国内最大級のイベントで、私も議員になった2003年からずっと勉強のため訪れています。今年で8回目になりますが、この間でも福祉機器の分野は大きく進歩したな、と感じます。最初に行きだしたころの福祉機器は全体的にグレー系の色調を感じましたが、毎年いくたびにデザインがカラフルになっていくのにはびっくりします。車いすやベッドなどはいうまでもなく、パジャマや服などの身につけるものに至るまで、特に女性用は非常に変わってきたと感じます。(杖もものすごいバリエーションがありますよ)
加えて、ここ1~2年はデザインだけでなく、機能の充実と新商品の開発が目立ってきました。障害者や要介護者を社会の片隅に追いやっていた時代から、ともに社会の中で共生していくというユニバーサル社会実現の時代へと着実な前進を感じ取ることができ、とても勉強になる展示会でした。
毎年12万~13万人の来場者数ですが、医療、福祉関係者や業界の方に加え、障害者・高齢者とその家族、すなわち福祉機器の利用者が数多く来場されることも大きな特徴です。福祉施設やご家族のご尽力にこころから敬意をはらうものです。
今日も盲導犬と共に来場された方がいて、とても暖かい気持ちになりました。日常、電車に乗っている時も、喫茶店やレストランで食事をするときにも、こうしたかたがたがあたりまえのように私たちと同じ行動をとっている、そういう社会に早くしなければなりません。
今回は午後から所要があり短時間での見学で、セミナー等に参加できなかったことが残念ですが、価値のある時間をすごすことができました。

