防災対策講演会 開催
講師: 兵庫県西宮市情報センター所長兼西宮市CIO補佐官 吉田 稔氏
演題:「危機管理と情報システム」被災者支援システムと東日本大震災からの緊急報告を交えて~ 8月31日(水)13:30~ 三観広域防災センター

念願の講演会が観音寺市職員・議会議員、三豊市職員・議会議員、三観広域職員等120名ほどが参加して実現しました。
本日の吉田所長の講演の星は、危機管理と情報システムは常に住民第一の行動に徹することが原点。高度情報化社会にあって、過度の情報セキュリィティや個人情報保護法による情報隠しにも近い対応が横行しているのではないか。確かに情報漏えいは阻止しなければならないが、緊急時の住民の生命・財産を守る行政の迅速な行動は、早ければ早いほど多くの住民の生命を守ることに繋がると訴えられた。同感であります。

大災害が起きた時、現状の縦割り行政の対応で一番困るのは、常に住民である。いざという時のために全庁一丸となって「観音寺版の被災者支援システム」を立ち上げることが最も大事と改めて痛感した。吉田所長は、未曾有の阪神・淡路大震災を職員として実体験され、一番苦しんでいる住民を支援してきた生き証人だけに大変な説得力がありました。(左の写真は、開会前、観音寺・三豊両市の公明党議員と記念の写真を取らさせて頂きました。)
本日講演をされた情報システムの中心は、住民基本台帳を核とした被災者支援システムでありましたが、次のステップとして要援護者支援としてバージョンアップが予定されているとのこと。この情報が加味されると「災害弱者救済」が格段に前進するとのことであります。その他にも、同システムは、その基礎自治体の組織に即応したシステムが構築できる利点があります。例えば、税務関係のシステム、児童手当、福祉関係のシステム等との連携したシステム作りが可能とのこと。吉田所長も、人口6万規模の観音寺市は、縦横連携したシステムが最も作りやすい自治体であると後押しをして頂きました。

講演をじっと聞いていて、吉田所長は、かなりアウトロー的な考えをお持ちであると感じました。しかしながら、その根底には地域住民が好きであるという確固たる哲学に裏打ちされていると感じました。氏はこれまで、総務省のキャリアとも同システムについて議論を重ねてきたが「現場を知らない、上から目線」もっと言えば「ノンキャリの話はまともに聞かない」というキャリア官僚の姿を多く見てきた。だから、氏は現役の時も、退職後も志ある職員を一本釣りし、また議会を味方に付けることに腐心して来たと述懐しておられました。私たち公明地方議員と太いパイプを持っているのも住民目線という不動の哲学と共鳴し合っていると強く感じました。
講演会終了後、多くの聴講者があいさつに来られ、口々に良かったと感想を述べられていました。最後の質問で、私は本市の企画課の特別顧問をお願いしましたが、吉田所長は、要望があればボランティアでお手伝いすることがあればすると言って下さいました。要は、被災者支援システムの立ち上げは、市職員、議員のやる気だと思います。業者依存から住民のためのシステム作りという方向に汗をかいて前進したい。苦労した分、自分のものになるとおもいます。それが結果として、住民サービスの向上に繋がると確信します。本日は、一議員の提案を市職員のスキルアップを目的とした講演会として開催して頂いたことに心より感謝申し上げます。観音寺市は心の通った情報通信システム構築を最大の目的としてステップアップしたいと思います。ご苦労様でした。