コロナ禍における女性の負担軽減に関する緊急要望
【コロナ禍における女性の負担軽減に関する緊急要望】
昨年の11月に、内閣府の有識者会議「コロナ下の女性への影響と課題に関する研究会」が行った緊急提言では、新型コロナ感染症の拡大は、特に女性への影響が深刻で、コロナ禍による女性の失業は男性より多く「女性不況」の様相が確認されると報告しています。
シングルマザーからは、収入の減少や生活苦を訴える声が上がっており、医療・介護・保育など、いわゆるエッセンシャルワーカーの女性からは、職場の処遇面や環境面の改善やコロナ差別等の切実な声も聞かれます。DVや性暴力の増加・深刻化も懸念されると報告しています。
これらの調査結果から、同研究会は、政府に対し、自治体や民間企業等の協力を得ながら、ひとり親家庭への支援の強化や女性・子どもへの影響を最大限配慮することなどを求めています。
特に最近では、状況は深刻化し、生理用品を買うお金がない、あるいはそれを利用できない、利用しにくいといった女性の月経に関する「生理の貧困」と呼ばれる問題にも及んでおります。
先般、任意団体である「#みんなの生理」が行ったオンラインアンケート調査でも、5人に1人の若者が、金銭的な理由で、生理用品を買うのに苦労した、他の物で代用している等との結果がでています。また、貧困によるものだけではなく、ネグレクトにより親等から生理用品を買ってもらえない子どもたちの存在も指摘されていることから、学校トイレの個室に常備するなど環境整備を求める声もいただいております。コロナ対策として一過性のものだけでなく、継続的な支援が必要と考えています。
つきましては、観音寺市においても、性別等によって不利益を被ることなく、誰もが生きやすい社会の実現を目指し、取り組んで頂くよう以下要望致します。
記
1. コロナ禍による失業や差別など、様々な課題・困難に直面する女性が、孤独・孤立しないように、社会との絆・つながりを回復できるよう寄り添い、支援団体とも連携しながら、きめ細かな支援の取り組みを検討してください。
2. 「生理の貧困」対策について、現在、生活困窮者等へ提供している食料品等に合わせ生理用品についても、提供できるよう検討をしてください。
尚、緊急対応として、防災用に備蓄されている生理用品の活用についても検討してください。又配布に際しては、プライバシーの観点に配慮してください。
3. 市内の小・中・高校で生理用品を必要とする女子児童・生徒へ、無償で提供することを検討してください。特に貧困家庭や父子家庭等の女子児童・生徒へのきめ細やかな支援を行ってください。
【約1時間の意見交換。要望に対しては、概ねご理解を頂きました。そして以下の回答を頂きました。】
要望1に対して、
市の子ども女性相談室の相談件数は令和2年、3年と増加傾向にある。対応を強化し、丁寧に取り組んでいきます。
要望2に対して、
社協等と相談し、生活困窮者への食料品支給に合わせて生理用品の支給も行えるよう今後取り組んでいきます。
要望3に対して、
現在、保健室では配布している。家庭の状況等の把握に努め、きめ細か支援を行います。
「保健だより」で改めて発信し、生理用品の配布を行っていることや相談支援を行っていることを周知します。
出席者
行政:白川市長、三野教育長、企画課長、豊浜中学校長
公明党:岩倉観音寺第1支部女性委員、岡田観音寺第2支部女性委員
水本三豊市議、石山観音寺市議、白川観音寺市議


