石田祝稔政務会長を迎えて農政懇談会を開催
本日は、石田政務調査会長、広瀬義隆県議、白川雅仁市議の参加の元JA香川県豊南農協和田支所の農協総代、農業経営者11名の皆様と農政懇談会を香川県の最西端、箕浦自治会館で行いました。
①参加者からは、種子法、種苗法の国の基本的スタンスについて質問があり、米国大手種子会社や民間種苗会社が種子をこれまで以上に専用化することにより、登録品種は種子法で守られているが、日本古来の地域に根付いて来た種子がその価値を失う様な改正では日本農業は立ち行かなくなるとの不安がある。石田政務調査会長からは、日本の専用作物の国益は死守する法律なので安心下さいとの説明を頂きました。
②また、香川県は耕地面積は小さいもののため池は、1万を超えてある。高齢化により管理者が減ってしまい堤防の草刈り等に難儀している。ハイブリッド草刈機を導入しようにも池守りや水利組合のような任意団体には補助金が下りない。コロナ禍で持続化経営補助金が活用できるように要望がありました。
③農地の耕作放棄地が増えており周辺農家が苦慮している。農地の固定資産税は継続して納税されているものの納税情報は一切開示されていない。現在の法律では私有財産の取り扱いは地権者の同意無しに一切手を付けれない。地元で相続人が居ない場合、相続放棄の手続きをしているケースも多々あり余計に塩漬け地になっている現状がある。
そこで、その地元で代表を立て権利付与をする対策も取られているとの説明を頂きました。
④その他に、鳥獣被害対策についても対応に苦慮している質問があり、対策として極薄のネットを被せ被害軽減を図っている徳島市の事例紹介も政調会長からありました。
⑤今回のコロナ対策は、農業者にも持続化給付金は全てに適用される旨説明もありました。
最後に、白川晴司市長を表敬訪問しコロナ対策について情報交換を行いワクチンや治療薬の状況についつて最新のお話しも伺いました。
本市の基幹産業である農業関係者から貴重なご意見、ご質問、ご提言を数多く頂きました。農業の現場のホットな要望ばかりですので、しっかり対応させて頂きます。本日はありがとうございました。
