四国中央市子ども若者発達支援センター「palette」を視察
四国中央市子ども若者発達支援センター「palette」を視察させて頂きました。
四国中央市の谷内ひらき市議、国政守市議と合流して支援センターにて研修を受けました。
総事業費10億円を掛けて平成29年4月に旧消防署跡に建設、川之江三島インターチェンジからも近く交通要衝の地に立地しています。
四国中央市の福祉部の中に発達支援課窓口が整備されており、相談やサービスを一元的に担っています。
四国中央市では、子ども若者の特別支援学校は新居浜市にあり、毎日1時間掛けてバス通学しています。令和4年には、四国中央市内に特別支援学校が開設されるとのこと。
本支援センターは、愛媛県の国保財源と市の財源で運営されており、利用者は1割負担で各種サービスを利用しています。職員数は50人で対応しています。
支援センター業務は、1.6歳児検診、3歳、就学前検診での様々な悩みごとや身体的悩みに保護者と一体となって解決に向け取り組んでいる点です。基本的大前提は、幼少期の様々な悩みを専門家と共に徹底して向き合い解決する事、何もせず将来引きこもりになり、生活保護頼みの人生になるより自分と家族の支えにより少しでも自立した人生を送れるようにとの熱い思いを伺いました。
発達障害、言語障害、不登校、引きこもり等の悩みは個人差があり、自立するまでの療育プロセスが大事であり、病院、保健師、学校、PTA等の地域連携も重要で、地域の中でどの様な人生が送れるのか?そこまで考えた支援がなされていました。