金沢市議会9月定例月議会が開かれ、議会質問の機会をいただきました。少子化が進む中、次代を担う子どもたちが健やかに生まれ、はぐくまれる環境を整えることが今、求められています。市議会議員として、市民の皆様からお寄せいただいた現場の声を市政に届けるべく、質問させていただきました。
私が以前から市側に求めていた、子どもや家族のための切れ目のない包括的な支援体制、いわゆる「金沢版ネウボラ」が平成28年度から地域の拠点として整備される運びとなりました。これにより、円滑な保育所への入所を支援する体制が整い、助産師や保健師が、妊娠中の感染症予防対策や適切な体調管理について助言するなど、出産や子育てに不安を抱える女性の相談に応じる取り組みが進められていきます。今議会では、さらに具体的な子育て支援策を示すよう求め、市側は保育利用支援員の増員や放課後児童クラブの待機児童を解消する体制づくりを進めることを明らかにしました。
また今年度から、金沢市議会市民福祉常任委員会の委員長に選任されました。主として、福祉、保健、市民と行政の協働などについて、専門的に調査、研究します。今後とも、子どもの未来を想い、誰もが安心して住み続けられるまちづくりに向けて、議会活動に邁進してまいります。

「保育利用相談」 利用者の立場で改善を提案
ひとり親家庭支援について、時代に即した対応を求める
金沢版ネウボラの構築による子育て支援策について
源野
妊娠期から子育て期の総合的な相談や支援のためのワンストップ拠点を整備し、金沢版ネウボラの構築を図ることが施策に挙げられている。そのネウボラ事業において期待される効果の一つが円滑な保育所等への入所にある。保育利用の相談件数が増え続けており、機能強化を図るため、保育利用支援員の人員体制を増やすことが求められる。
山野之義市長
相談件数が増えており、再相談や相談の多様化、複雑化もあり、相談待ち時間も多くなっている。今後の職員配置等について、対応を検討したい。
安心して子育てができる保育サービス等の充実について
源野
放課後児童クラブの待機児童の解消が喫緊の課題である。児童福祉法を根拠に、放課後児童クラブの設営・運営主体は、市町村と明確に位置づけられている。従来の金沢で培われてきた各地域中心に支えられてきた経緯から、今後は主体が市となる中で、待機児童を解消するためには、制度のさらなる拡充や指導員の処遇改善などで施設を増やす取り組みが必要と思われるが、市の考えを問う。
山野市長
昨年、放課後児童クラブの基準条例を定め、市の事業として明確化を図った。その際、既存クラブの分割などが進むように、施設整備や家賃に対する補助制度を充実するとともに、指導員の給与を改善するなど、積極的に支援を行ってきた。これまで金沢市は、地域の社会福祉協議会や地域の社会福祉法人が中心になって活動を行ってきた経緯から、これまでの歴史は大切にし、市が主体に行っていくことは当然のことではあるが、あくまでも地域の実情を把握する地域の皆さんの意見をしっかりと聞いていきながら、よりよい環境の中で児童クラブの運用をいただけるようにこれからも努力したい。
ひとり親家庭の支援制度の拡充を 寡婦控除のみなし適用について
源野
2013年12月、嫡出子と非嫡出子の相続分を同等とする最高裁判所の判決を受けて、遺産相続についての民法が改正されてから、寡婦控除のみなし適用について採用する自治体が増える傾向にある。みなし適用の対象は自治体により保育料、私立幼稚園就園奨励費、就学援助など対象が様々であるが、本市ではひとり親家庭等自立促進計画の中で課題の検討を行い、すべてのひとり親における子育て支援の制度上の差を解消していくことが望ましい。
山野市長
非婚のひとり親家庭の状況、詳細の分析をするなど実態把握に努め、他都市の状況を調べ、保育料など個別の福祉サービスごとにどのような影響や効果があるかを調べてまいりたい。
若者応援宣言企業の周知について
源野
若者雇用促進法に基づく認定制度、いわゆる「ユースエール認定制度」も推進している。制度を周知し、金沢の若い人が希望を持って働ける環境が整備されることを願っている。
山野市長
ユースエール認定制度は、昨年10月に若者雇用促進法に基づき施行された新しい制度であり、まだ、本市では1企業にとどまっている。国からの有利な支援も受けることができる制度であり、企業にとっても、就職をする若い人にとっても、大変有益な制度だと思っている。さまざまな機会を通じて、積極的に周知を図りたい。「はたらく人にやさしい事業所表彰」の募集時に、ユースエール制度の周知を図ると同時に、表彰企業を選考する場合の参考にもしたいと思っている。
- ネウボラとは?
ネウボラは、北欧フィンランド発祥の子育て支援拠点。フィンランド語で「アドバイスする場」という意味を持つ。「日本版ネウボラ」では妊娠から出産、子育てまで、切れ目のない支援を行う「子育て世代包括支援センター」において子育て支援策をワンストップで対応するサービスが実施されることになっている。
げんの和清 活動レポート
障がいを持つ方々の職場で お話をうかがいました
北陸地域で数少ない特例子会社制度を活用したリサイクル業務を展開。循環型社会を担う貴重な職場となっています。

地元で報告会を開催
浜田まさよし参議院議員を迎えて、国、県、市それぞれの立場で活動を報告させていただきました。(石川県地場産業振興センター)

外国人のスムーズな救急搬送体制を整備
平成24年9月定例月議会で提案した「救急車への外国語音声翻訳装置搭載」が実現の運びとなりました。

鞍月小敷地に集中豪雨対策施設
鞍月小学校の敷地内に短時間集中豪雨の対策として、雨水貯留施設が整備されます。約5000トンの雨水を貯めることが可能に。3年越しの工事が今年度末に完成。防災減災の取り組みを地域の方々と一緒に
見学しました。

若者の声を政治に届ける
若者の声を政治に届けるため、金沢市内でアンケート活動を実施する「VOICE ACTION(ボイスアクション)」の取り組み。多くの若者に政策への要望を頂きました。

大学生と意見交換
金沢市議会市民福祉常任委員会の委員長として、議会主催でワークショップ形式による意見交換会を開催しました。学生の皆さんから、政治への思いや要望を聴かせていただきました。
(金沢学生のまち市民交流館)

