行政視察の報告書
5日、熊本県熊本市における慢性腎臓病対策事業について
各務原市は、現在人工透析患者が250名おられ、透析患者登録は201名の現状です。日本では現在約1330万人の慢性腎臓病(CKD)患者がいると言われており、」成人の8人に1人にあたる数です。今回熊本市では人工透析患者の割合が全国比1.4倍も高い中慢性腎臓病患者の増加を少しでも抑えようと対策事業を進めておられますのでその状況を視察させていただきました。
1. 発見 ①早期発見のため受診率の向上への取り組み ②腎機能の評価のためのeGFR値算出促進 ③CKDに関する啓発活動を行う。
2. 要注意者がCKDになるのを防ぐ取り組みで生活習慣改善指導のため保健指導の開催。
3. 軽度のCKD患者が中度になるのを予防する取り組みを行い早期の受診勧奨のため「病診連携医」登録制度の創設でかかりつけ医と栄養士との連携システムの構築。
4. 中度の患者が高度・透析に移行するのを防止する取り組みで、腎機能悪化者、重症高血圧者、糖尿病患者全員に受診状況の確認と受診勧奨を実施。
5. CKD悪化防止の総合的な推進体制の整備を進めるため関係機関との連携を図り、悪化防止運動を展開するため熊本市CKD対策推進会議の開催をし、病診連携システムを構築し人工透析患者を減らすとともに心血管患者の予防進める。
各務原市においてもCKDは初期にはほとんど自覚症状がないため特定健診を受診率の向上を進め、尿検査や血液検査をして、eGFR(血液検査のクレアチニン値と年齢、性別から算出できる)のチェツクをして早期発見が必要です。
6日、八代市における
「認知症対策」「高齢者虐待対応マニュアル」について
各務原市の高齢化率は21.5%を超えていますが、今回視察の八代市は28%を超えていて国の平均値を上回っています。
八代市では、地域ネットワークで認知症の人とその家族を住みなれた地域で安心して暮らせるように、認知にやさしい街づくりを目指して様々な取り組みをしておられました。地域住民への認知症の啓発、理解促進を進め、「高齢者事前登録の整備」で徘徊SOSネットワークの協力店をまとめたマップ作り。もの忘れ手帳で認知症の早期発見・予防を進め、さらに権利擁護に関する制度の啓発(成年後見人・消費者問題・高齢者虐待に関する研修会)と認知症の人とその家族の意見交換会で、悩みの相談や情報交換を行ない、さらに認知症サポーター養成講座を開催して地域でサポートする体制づくりは見習う必要を感じました。
「ワンコインながいきサポート」について
八代市シルバー人材センターで行われている事業で、ワンコイン(100円で朝のゴミだし、布団ほし、植木の水やり、 500円で資源物仕分け、資源だし、衣替え、手紙の代筆)等の仕事を引き受け、一人暮らしや老夫婦で足腰が悪くなりちょっとしたことができなくなったときにお手伝いする事業でした。有償ボランティアですがテレビでその実態が紹介され利用される方も安心して任せられるとのことで、リピターの高齢者が多いとのことでした。NHKや日本テレビで紹介されてから全国人材センター、議会、市町村担当課からも問い合わせが相次いでいる状況で、私たちもその状況が知りたくお邪魔しました。ただ運営面で国からの補助金がありやってこられたが、来年度から補助金がカットされると運営ができなくなる恐れがあるとのことでした。大変すばらしい事業でが各務原市でも国の補助金がないと、市がその分補助金額を上乗せしないと厳しいと感じました。
7日、福岡県春日市、大野城市、那珂川町の消防無線デジタル化事業について
各務原市においても消防デジタル無線の導入が行われますが、全国で東京消防庁に次いで2例目となる実証実験が行われ導入された、春日市、大野城市、那珂川町の消防無線デジタル化事業状況を教えていただきました。H23年4月20日デジタル消防救急無線局として免許の交付を受けた。
① 音声がきれいになる
② 文字情報をデータ送信できる
③ 通信傍受が困難になり、個人情報が守られる
④ 救急車両の位置情報を把握できる。
⑤ 患者のたらい回しを防ぐ。
災害現場や救急現場における人命救助や消防活動を、迅速かつ正確に支えることがよりできると感じました。各務原市においても一日も早く導入されることを希望します。
NO.27夏号
今日は、何時も大変にお世話になっています。毎日暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。浜岡原発の停止により、節電にご協力いただき有り難うございます。23年度第4回定例議会は11件の議案(補正予算、人事案件、条例改正、工事請負契約、市道路線認定・廃止)を採択し6月29日閉会されました。議会報告をさせていただきます。
| 答弁要旨
総論 地域防災力の向上と防災意識の向上のための3つに取り組む。1.地域防災力の向上のために、①自主防災組織役員の防災講習会の実施②地域の防災リーダー育成のため「防災ひとづくり講座」の実施 2.現地連絡員の充実のために、①現地連絡所副所長に自治会連合会長が就任し、行政と地域の連携を強化 3.市民の防災意識向上のために、①*家族防災カードの作成と携行による防災意識の継続行政が行うべき対策は、今後とも積極的に推進する。 1.一時避難所は280名から430名程度の避難者の受け入れが可能と想定している。防災備蓄倉庫には、救助に必要な資機材と応急的に対応する程度の食料を備蓄している。普段から各家庭で家族全員が3日間過ごせる食料や水の備蓄を呼びかけており、避難所への避難する際持参していただくことも必要です。学校など公共施設の耐震化を推進するほか今後、地域防災計画の見直しの中で備蓄品などの検討も行っていく。 2.来年度改築予定の各務小学校で18小中学校の体育館はすべて耐震化が完了し耐震化に合わせてバリアフリー化なども実施します。運営については、運営マニュアルを作成しており現地連絡所長、所長補佐、自治会連合会長を中心に具体的に運営する。 3.避難者支援システムは、避難所・避難者の管理、仮設住宅の管理、倒壊家屋の管理、さらに復旧復興計画システムに及ぶものでそれらの情報を元に被災証明等が発行できる。導入に際しては、安定的に稼働できる場所や電源など確保しなければなりません、課題を解決する中で導入を検討してまいります。 |
| 質問趣旨
何時来てもおかしくない「東海地震・東南海地震・南海地震・直下型地震」です。しかし、各務原市は他市にくらべて地盤が固いから大丈夫の声すら聞こえてきますが、我々の「想定外」の地震が来ても不思議ではありません。災害が起きてからでは遅すぎます。各務原市の現在の対策が十分に機能するかどうか、あらためて検証すべきです。災害による被害をゼロにすることは不可能でも、最少減に抑える減災や免災を重視した防災対策は可能です。災害に強い街へあらゆる手立てを尽くしていきたいと考えます。 1点目、各務原市の防災備蓄倉庫(備蓄食料・防災資機材等)はどのような想定で備蓄されているのか。また今回の東日本大震災で市のハード対策・ソフト対策等見直しはあるのか、あればどのようなことですか。 2点目、避難所となる学校施設の防災機能の向上は、今後、取組まなければならない課題です。避難所となる学校施設の防災機能(1.施設の安全性 2.避難生活を営む上で施設に必要な諸機能 3.避難所の運営方法 4.教育活動の早期再開)の向上への取り組みのお考えは。 3点目、今回の震災で改めて平時から、災害時に住民本位の行政サービスが提供される体制づくりを進める必要性が高まっています。「り災証明書」を発行するためには、住民基本台帳と家屋台帳、そして被災状況を確認して新たに作成した調査結果、この3つのデータベースを突き合わせる必要があります。「被災者支援システム」の導入を。市長のお考えを伺います。 |
| 発行者: 市議会議員 横山 ふじお
住 所: 各務原市那加信長町1-23 Tel&Fax 058-389-1999 |
*家族防災カードは名刺サイズで表裏に名前、血液型、職場、学校名、集合場所や連絡先のほか、病気、常備薬、アレルギーなどの特記事項が記入できるものです。

































