伊豆の国市に在住するおおむね65歳以上の人を対象に体操教室を開催しいつまでも、若々しく、生き生きといくつになっても自分らしく過ごせるよう、楽ちん体操で心も楽しく体も軽く(楽に)なりましょうと、ベテランスタッフが楽しく丁寧に無理のない体操を伝授していました。その様子を視察させていただきました。体操を続けることで筋肉がつき、腰痛や膝の痛みなどが改善され体がすっきりしていい汗をかいておられました。その後、韮山の反射炉の視察をさせていただきました。
市議会公明党富山市角川介護予防センター
行政視察、設立の経緯、平成16年富山市在住の角川文子氏より高齢者の福祉の充実に役立つような施設を建設してほしいとの意向で5億円の寄付の申し出があり、富山市は高齢者の介護予防を専門に行う施設を整備することとし、パワーリハビリテーションや床運動、さらに温水プールでの水中運動を行う施設整備計画を立て、準備をしている際、富山市今泉在住の古川睦雄氏から平成20年に温泉設備一式(古河温泉)の寄付を頂いた、また富山市鶴ヶ丘在住の新村タネ枝氏から各種の運動機器の寄付を頂き、市は20億円を負担して建設された。介護予防と富山市角川介護予防センターの役割については、加齢に伴い、老化が全ての人に進行するが、病的な身体機能の障害などを防ぐことができれば、人は110歳まで生きることが可能だと言われています。高齢者の生活機能の低下や要介護状態になることを様々な活動を通じて予防し、健康寿命を延ばすことが介護予防です。角川介護予防センターは、温泉、熱、運動の力を利用し、楽しく継続できる活動を行うことで 、介護予防を実践する施設です 。この施設は健康効果の高い4つの要素で構成されており、その相乗効果は、1つ水中運動療法、2つ陸上運動療法、光温熱療法、4つパーソナルケアです。最新式の脳トレ「ライフキネティック」あるいはQOLツアーとして、身体機能測定、QOl測定、基礎測定、日常生活活動測定、骨密度測定、心電図検査等行っている。利用者は1日に250名程度その中で75歳以上の方は7割位を占めているとのことでありました。利用料金等を考えると生活にゆとりのある方でないと利用がまずできない状況です。現在指定管理で行われていますが、入会希望者が多く現状は入会希望に添えない状況になっていました。高齢化社会において、病後や年をとってからでもリハビリができるような施設ですから、このような施設がたくさんできることを望みますが、財政的負担が重くのしかかることは間違いなく、高額な寄付が必要になるとも考えられました。お金をかけずに地域の支えあいを利用した、健康づくり介護予防推進を図る必要を強く感じました。